写真:国分寺お鷹の道(いつもながら本文と関係なし)
「ストップ温暖化とうきょう大作戦~エコな取組、大集合!~」に参加し、東京代表になったという電話をもらった。この大作戦は、47都道府県毎に、地域における地球温暖化防止に係る取組のコンテストを行う、その代表による全国大会を行うというものだ。
電話の相手は、OHANAというフリーペーパーを発行している池田さん。池田さんの活動は、「緑のカーテン」。同年であり、行動力にほだされて、環境省のエコ・アクション・ポイントに一緒に応募をしたことがある。
池田さん曰く、緑のカーテンは、全国各地に広がっているが、地球温暖化防止効果については十分な実証もない。緑のカーテンの効果を環境家計簿をつけたりして、実証しながら、さらにエコライフを進めるような活動を、展開していきたいとのこと。コンサルの立場で参加してくれないかということだった。
緑のカーテンの地球温暖化防止効果??、環境家計簿??、どうつなげる、面白いだろうか???、そのときはハテナの連発で、何かやるなら手伝いますよと返事をしておいた。
あまり無責任にいるのもなんなので、緑のカーテンの効果を検索してみた。実際に学校に設置し、比較対象のデータを作成している大学の先生もいるようだ。遮光効果が大きいようだ。遮光により暗くなり、照明をつけたり、通風をさえぎるというマイナス面も検証されているが、総じて温度を下げる効果が示されている。
ただし、学校で冷房等をつけないとすれば、温度が下がる効果であって、地球温暖化防止効果にはなっていない。地球温暖化防止効果があるとしたら、各家庭で緑のカーテンを行い、これにより冷房の温度設定を下げたりする場合であろう。
さらに、検索すると富士ソーラーハウスのHPで、次のような効果を列挙していた。
・目に涼しい(視覚的効果)
・ツル植物独特の瑞々しい香り(嗅覚的効果)
・ツルと葉によって直射日光がさえぎられ、窓からの熱入射がなくなる(日射遮蔽効果)
・葉からの水分の蒸散により気化熱が奪われ温度が下がる(体感的効果)
・葉陰の温度が下がることにより風を呼ぶことができる(対流通風)
・ゴーヤーやナーベラー(ヘチマ)は夏バテ防止に最高のおいしい野菜です(味覚効果)
このような視覚効果が冷房の温度設定を下げる行為を促すことも期待できるかも知れない。また、緑のカーテンはそれ自体が楽しい行為であればよく、それをきっかけに地球温暖化に関する学習を促すようなプログラムをセットにすればよい。
例えば、緑のカーテンの効果を実証するため、夏の間、観察日記と冷房温度の設定等の記録をつけてみる。その結果をみんなで報告しあう。この際、夏は緑のカーテン、冬は採光をふんだんに取り入れる工夫等、通年で展開することも考えたい。また、1年目は緑のカーテンの効果を家計簿で測定するが、2年目はそれだけでなく、プラスαのエコライフの工夫を実施してもらうこともいいだろう。
池田さんが言いたかったことは、こういうことだったのかな?
「ストップ温暖化とうきょう大作戦~エコな取組、大集合!~」に参加し、東京代表になったという電話をもらった。この大作戦は、47都道府県毎に、地域における地球温暖化防止に係る取組のコンテストを行う、その代表による全国大会を行うというものだ。
電話の相手は、OHANAというフリーペーパーを発行している池田さん。池田さんの活動は、「緑のカーテン」。同年であり、行動力にほだされて、環境省のエコ・アクション・ポイントに一緒に応募をしたことがある。
池田さん曰く、緑のカーテンは、全国各地に広がっているが、地球温暖化防止効果については十分な実証もない。緑のカーテンの効果を環境家計簿をつけたりして、実証しながら、さらにエコライフを進めるような活動を、展開していきたいとのこと。コンサルの立場で参加してくれないかということだった。
緑のカーテンの地球温暖化防止効果??、環境家計簿??、どうつなげる、面白いだろうか???、そのときはハテナの連発で、何かやるなら手伝いますよと返事をしておいた。
あまり無責任にいるのもなんなので、緑のカーテンの効果を検索してみた。実際に学校に設置し、比較対象のデータを作成している大学の先生もいるようだ。遮光効果が大きいようだ。遮光により暗くなり、照明をつけたり、通風をさえぎるというマイナス面も検証されているが、総じて温度を下げる効果が示されている。
ただし、学校で冷房等をつけないとすれば、温度が下がる効果であって、地球温暖化防止効果にはなっていない。地球温暖化防止効果があるとしたら、各家庭で緑のカーテンを行い、これにより冷房の温度設定を下げたりする場合であろう。
さらに、検索すると富士ソーラーハウスのHPで、次のような効果を列挙していた。
・目に涼しい(視覚的効果)
・ツル植物独特の瑞々しい香り(嗅覚的効果)
・ツルと葉によって直射日光がさえぎられ、窓からの熱入射がなくなる(日射遮蔽効果)
・葉からの水分の蒸散により気化熱が奪われ温度が下がる(体感的効果)
・葉陰の温度が下がることにより風を呼ぶことができる(対流通風)
・ゴーヤーやナーベラー(ヘチマ)は夏バテ防止に最高のおいしい野菜です(味覚効果)
このような視覚効果が冷房の温度設定を下げる行為を促すことも期待できるかも知れない。また、緑のカーテンはそれ自体が楽しい行為であればよく、それをきっかけに地球温暖化に関する学習を促すようなプログラムをセットにすればよい。
例えば、緑のカーテンの効果を実証するため、夏の間、観察日記と冷房温度の設定等の記録をつけてみる。その結果をみんなで報告しあう。この際、夏は緑のカーテン、冬は採光をふんだんに取り入れる工夫等、通年で展開することも考えたい。また、1年目は緑のカーテンの効果を家計簿で測定するが、2年目はそれだけでなく、プラスαのエコライフの工夫を実施してもらうこともいいだろう。
池田さんが言いたかったことは、こういうことだったのかな?
コメントありがとうございます。
データがまとまったら、教えてください。
良く夏休みに子供達が朝顔や菊を育てますけど、
それをゴーヤに変えて家で育て観察日記を作る。
ゴーヤは家で食べる事もできるから、網を張る
スペースがあるかないかが問題にはなりそうで
すけど、親も協力してくれるのではないでしょ
うか。
私は今年初めて自分の家のベランダでゴーヤの
グリーンカーテンを作ってみましたが、本当に
楽しかったです。
部屋の中から外を見た時に視界に入る緑。
植物(生き物)を育てる楽しみ、苦労。
収穫の楽しみ、自然の恵みへの感謝。
あと、意外な発見だったのが、人にあげたいと
思う気持ちの芽生え、あげた人が喜んでくれた
時の何とも言えない満足感・・・なども思わぬ
副産物だったような気がします。
そんな1石何鳥?のグリーンカーテンをどんど
ん広めて行きたい。
何か協力できる事があったら、お手伝いさせて
下さいね。