城と歴史歩きを楽しむ

専門的でも学術的でもなく、気楽に
山城中心に城巡りと歴史歩きを楽しみましょう!

大和・高取城 近世の石垣の城・日本三大山城 ナンバー1?

2018-07-14 | 歴史
高取城は奈良県高市郡高取町にある石垣の山城で、日本三大山城の一つに
数えられています。高取城の歴史は古く初期の築城は南北朝期に遡る
ようですが、現在見ることの出来る石垣の城郭は近世のもので、明治に
なるまで城とし機能していました。
 江戸期から明治に至る長期に渡り城主を務めたのは、徳川の譜代大名の
植村氏です。植村氏といえば、家康の祖父松平清康、父松平広忠が
二代続けて謀殺された時に居合わせて、二度とも曲者を討ち取ったとして
地元では有名です。

三大山城では岐阜県恵那市の岩村城や岡山県高梁市の高松城も有名
ですが、高取城の規模と石垣のボリュームでナンバー1といっても
良さそうです。

二ノ丸 太鼓櫓と新櫓
高取城は山上の主郭に至るまでのアプローチが長く、訪れにくい山城でもありますが、みごとな石垣がふんだんに見学できるので、山城ファンだけでなく石垣ファンも堪能できる城です。

城址の入口である黒門(一ノ門)に着いてから二ノ門まで登りの山道が続きます。二之門の猿石 ここからが楽しい!
二ノ門では猿石が出迎えてくれます、ここからはいかにも城内という雰囲気で、城道の左右に次々に現れる石垣遺構を堪能できます。

二ノ門付近の水堀と石垣
二ノ門からは侍屋敷が続きます。ニノ門付近には水掘と石垣があり、侵入者を阻止する構えを見ることが出来ます。

松ノ門 石垣が樹木の根張りで傷んでいる
ニノ門と本丸の中間点付近には松ノ門があるが樹木の根張りで石垣が痛んでいました。
周辺は植林の山だが、わざわざ石垣の隙間に植林したとも思えないので不思議だ??

大手門
通常、大手門というと明確に他を圧倒する規模の石垣というイメージだが、高取城では立派な石垣だらけで、大手門の石垣が目立たないほどでした。

本丸と天守台
汗をふきふき本丸に到着です。本丸の一角には天守台の石垣遺構が見事に残っています。
 深い山中にあるので、石が持ち出されることもなかったのでしょう。

※高取城の近くに、壷阪寺がありそこから狭い山道を城址遺構の近くまで
 車で登ることが出来ます。但し、道は行き止まりで駐車スペースは2台分
 程度ですから、土日などは駐車が難しいのではと思われます。
  ガイダンス施設に寄り、山下の屋敷跡なども見学しながら城道を登り
 二ノ門を入り城道左右にある侍屋敷の遺構も見学すれば一日がかりに
 なりそうです。