映像の世紀プレミアム（20）「中国 “革命”の血と涙」

　昨晩、録画してあった映像の世紀プレミアム（20）「中国 “革命”の血と涙」を観た。 近代中国の変遷がコンパクトにまとめられていて、参考になった。 　やはり、毛沢東は多くの人民を虐殺したようだ。 それは、同時代のスターリンにも言える。 その体質は今も盤石に引き継がれているようで暗澹とした心持ちになる。 　しかし、そうでない人達もいる。 粛清された、当時の国家主席であった劉少奇の凛然とした . . . 本文を読む

ＮＨＫスペシャル 新・映像の世紀 「第１集 百年の悲劇はここから始まった」

　BSプレミアムで再放送されてきた映像の世紀に引き続いて「新・映像の世紀」が始まった。 初出は2015年10月25日放送、とあるから、もしかしたら、これまで何度か再放送されてきたのかも知れない。 　昨日、録画してあったその「第１集　百年の悲劇はここから始まった」を観た。 第一次世界大戦に繋がる各国の当時の事情が分かり易く描かれていて、とても興味深い。 　とりわけ、中東の諸事情が腑に落ちてス . . . 本文を読む

共演NG

　きっかけは「珈琲いかがでしょう」だった。 twitterかな？ 「TVerで第一話が見られるよ」 という宣伝に釣られて観て見ると、 「二話以降もParaviで見られるよ」と。 普通、そこでとどまるところ、その先に「共演NG」があった。 そいつは、つい最近まで新聞のテレビ番組紹介欄で「東京系」と紹介されていた。 中井貴一主演で、オモロそう。 でも、当地新居浜ではテレ東は観られない。 . . . 本文を読む

「LIFE！ 春」

　「LIFE！ 春」を観た。 最近食傷気味だったんだが、妙に面白かった。 ちょっと趣きが変わった感じ。 　仲野太賀くんが出てた。 いいねえ、「コントが始まる」でも触れたが、いいんだねえ。 彼の存在を知ったのは「この恋あたためますか」だった。 表情や科白回しが、柳葉 敏郎を思い出させるので「もしや？」と思ったら、なんと中野英雄の次男とのこと。 　彼は伸びると思う（オマエは何様？そう . . . 本文を読む

6羽のかもめ

　音声検索で「ろくわのかもめ」と言うと、シリは「ろっぱのかもめは・・・」と応える。 「ん？あれろっぱと読むんか？」と一瞬考えたが、「ろくわ」でいいようだ。 するってえと、シリくんはどんなベースを元に発音したんだろう？ 　それと、さっきはゴーグルくんが検索候補で「６わのからす」を挙げてきた。 それは、谷川俊太郎が訳したレオ・レオーニの絵本で、1989年に佑学社から出版されたと。 「ハハン . . . 本文を読む

北海道道スペシャル 2年目突入!倉本聰SP

　録画してあった「北海道推し! 【北海道道スペシャル 2年目突入!倉本聰SP】」を観た。 北海道推し! 「北海道道スペシャル 2年目突入!倉本聰SP」 ２年目に突入する「北海道道」。 新年度１発目は鈴井貴之が「もっとも話したい人物」と語る、 脚本家・倉本聰との対談を、４９分の拡大版でたっぷりと届ける。 倉本聰は、東京で売れっ子脚本家の道を突き進むも、３９歳の時にＮＨＫとの衝突が原 . . . 本文を読む

コントが始まる

　軒並み録画予約の春のＴＶドラマ群の中の一つ、コントが始まるを観た。 いいですねえ。 俳優が演じるコント、やはり質（クオリティーなどという流行【はやり】言葉は嫌いだ）が高い。 そして、主人公二人の出会いとその後の流れが、特異ではあるけど頷けるプロットが良い。 言い換えれば、「取って付けた感」がなく「そういうのもアリやな感」があるので、「オモロイ」となる。 その特異な出会いのシー . . . 本文を読む

BSテレ東

　第3シリーズ『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』がオモロイ。 プロ球団加入時の楽天の如く、明らかに後塵を拝してきたテレビ東京が、他の大手キー局をおちょくってる感じがグー。 確信犯的自虐スタンスが受ける。 でもって、やたら色んな俳優が出てくるのが凄い。 そのほとんどが顔出し程度だから、ギャラは安いに違いない。 でも、あれだけの顔ぶれを集めるのには、かなりの執念が必要なので . . . 本文を読む

大豆田とわ子と三人の元夫

　春のTVドラマが一斉に始まった。 私は、いつも目ぼしいそれを取り敢えず軒並み録画予約する。 そして、順に観ていきながら、取捨選択する。 　その上で「合格」したのが、「大豆田とわ子と三人の元夫」だ。 初回からオモロそうなアトモスフィア。 相変わらずとぼけた感じの松田龍平の存在感は安定してるし、変わり者っぽい市川 実日子のスパイスも効いている。 そして、次回から登場する石橋 静河の存在も . . . 本文を読む

1995年に放送された「映像の世紀」

1995年に放送された「映像の世紀」が、最新のデジタル技術で鮮やかによみがえる。 　去る３月２９日から毎週月曜日に再放送が始まった「映像の世紀」がとても好きだ。 古い映像と、それに伴うナレーションで、過去の事実をトレースする。 淡々と進むドキュメンタリー。 そして、その間に流れるテーマ曲が素晴らしい。 映像の世紀OPテーマ:パリは燃えているか 　綺麗な旋律の奥に潜む物悲 . . . 本文を読む

東京ラブストーリー

　何か月か前にちょっと観て（調べてみれば、何と１年近く経ってる）、「やっぱ、オリジンの方がいいや」と、以来放置してたんだけど、、ひょんなことから、赤名リカ役が石橋静河だと気づいて、また観始めた令和版東京ラブストーリー。 　やっぱ、基本的には平成版（まだやってる）の方が性に合うんだけど・・・ 　なんだかんだ言って、石橋静河にやられてんじゃん、オレ・・・ . . . 本文を読む

おちょやん

　最近のNHK朝の連続ドラマはどれも楽しいが、中でも今放送中のおちょやんは、かなりオモロイ。 BSプレミアムで予約録画したものを、晩酌時の慰みとして観る習慣がついた。 それが、最近では一日の中で一番和む時間。 あ、「寂しい人生やな」とおもた人、アカンで。 人はそれぞれ重き荷物背負うて歩いとんのやからね。 そんなんが要るんやで。 　ま、それは置いといて。 モデルは浪花千恵子さん。 私 . . . 本文を読む

鎌倉殿の13人

　NHKの大河ドラマ、もうそろそろ終焉を迎えるのが「麒麟がくる」という明智光秀を描いた安土桃山時代のもの。 本能寺の変を起こした明智光秀を通して描かれる戦国絵巻。 仁のある政治をする為政者が現れると降り立つ聖なる獣・麒麟を呼ぶのは、一体どの戦国武将なのか… 　そして、ＢＳプレミアでは、鎌倉時代末期、南北朝時代の動乱期を舞台に幕府を滅亡させ、建武政権に背いて室町幕府の初代将軍となっ . . . 本文を読む

超常現象（１）「さまよえる魂の行方」

　昨晩、録画しておいたこの放送を観た。 その解釈において、賛否がクッキリと分かれる超常現象を解剖する内容。 決して一方向に偏らないで、あらゆる可能性を探る方向性に知性を感じる。 中でも、博士役の男が言った「日食の仕組みは知ってるかね？」 阿部寛は答える「月が太陽と重なる現象でしょ」 「そう、現代人にとっては、別に不思議な事じゃない。でも、昔の人たちにはどうだったろう？」 この説明が . . . 本文を読む

破獄

　昨晩BSプレミアムで放送されたものを録画しておいて、今朝早くに観た。 1985年に放送された破獄。 主演は緒形拳。 予告を観た時に瞬間的に思い出したのが鬼畜だ。 　生活弱者が犯す鬼畜とも言うべき犯罪。 それを演じた緒形拳が凄かった。 なので、これも観るべきだと思った。 　案の定、やはりこのドラマでも緒形拳の凄さが光った。 刑務官と無期刑囚の出会いと離別。 徹底的な反抗の末の受け . . . 本文を読む