雨が降り続いたり、薄曇りの寒い日もあったりの札幌。ストーブは、ガマン。
ちょっと前の夏キターかの暑い日は、何だったのか?
それでも、7月になりました。
今回は、延期した5月のギャラリーエッセ の展示。
猫と兎がテーマ。
絵やイラスト、切り絵、ウッドバーニング、羊毛フェルト、編みぐるみ、陶器などの作家14名の雑貨屋さんのような展示です。
ドアも開け放し、感染対策して開催です。
作品は、素手で持ってもらいたいけど、それも不安な方には、抗菌手袋も用意します。
自分は、木曜日前半だけ不在。
ほぼ在廊予定です。
ただ今、本焼中。
最近の天候が湿った空気で、作品の乾燥が進まず、ドライヤー乾燥もしてました。
なので、素焼も窯の蓋3センチ位開け気味で、ゆっくりあぶり乾燥させながらスタート。
月曜朝、窯出し→3日間で釉薬かけて、今日木曜窯入れ→本焼…と、いつもながらハードにこなしました。本焼の窯もホントは釉薬掛けたての作品を窯入れしたら、窯が湿気るので半日は置きたいのですが…すごい水蒸気の湯気が出るんです。
なんせ、搬入日が迫ってるもんで。
本焼も強制あぶり焼でスタートさせました。
猫兎展の新作。夢二のパクリ黒猫。
粘土に白化粧、下絵具を混色して彩色。
裸足だったけど、このあと下駄履かせました。陶板は、いつもは3回くらい色のせて窯焼きしますが、これはもう間に合わないので、一発勝負。
それと、修正、焼き直して使用できるようにするという、せこいミッション。
前回焼いた時、高さを見誤り、棚板をくっつけてしまうという30年で2回目の失敗をした。
ご飯茶碗は、10年間くらい使ってくれてた
もので、キレイに割れたのでくっつけて焼き直すというお直し。
やきものは、家庭では割れたら燃えないゴミ。
土なのに土に還れないという、火や釉薬のおかげで丈夫で硬い別モノになって、使えるけど、壊れたら使えない硬い不要なものになる。プラスチックと変わらないなぁ。
細かく砕いて、粘土に混ぜて成形することもできますが、もっと有効に再生されるとよいのですが。ウチの庭に埋めておいて、何百年か後に発掘されるのも、ロマンかもしれない。
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