山盛りの素焼済ませて、窯出し。
もう何年も、ヒビ割れなどの失敗は、素焼きではないです。本焼時に、半年に1人くらいあるかな。粘土の乾燥時にコレはヤバいというのわかりますから、それは素焼しないワケですから。でも、作った人のその時を思うと何とか使えるモノに焼き上げたいので、何度か本焼してヒビは見えても使えるようにします。自分のは、模様入れたり猫とか付けたりしてごまかしカバーして、絶対失敗にはしない。
窯出ししたら、さらっと水洗いします。表面に粘土の粉が付いてると、釉薬が弾いたり乗らなかったりしてガラス質がマクレルという焼き上がりになったりするから。
そして、棚板に一個ずつ並べてひっつかないようにするので、底に撥水剤という釉薬を弾く薬をぬります。
ただいま、これの塗り塗り中。有機溶剤なんで結構臭い、いい匂い。毒性アリなんで危険だけど、100個とか一晩でやる大量の時は、コレも子どもたちに手伝ってもらってたなぁ。もっと昔最初の頃は、ロウでやってた。すぐ白く固まる。白土に白でよく見えなかった。青いコレにしてからは、作業も早いけど筆の消耗早くなる。
これからまた、ゴズなどで細かい絵付けして←次の展示テーマ、釉薬かけて月曜日までには本焼しないと。
窯を冷ましてる間に、ギャラリーうさばらし。
新年恒例の楢原さんの個展。大通ギャラリー
昔の仕事でお世話になってた看板屋さんで、廃材の藝術家。
広いギャラリー全室で、新年早々4日間かけて息子さんたちと展示したインスタレーション。
昔、作品パンフを作った時の懐しい話。石狩浜に球体作品運んで、イイ写真撮った。
空き缶とか金属、木材、パイプなど叩いて貼って平面にして、ペンキ塗ったり。
ー今日誕生日なんだー何か持って行ってよーと笑顔の78歳。
錆び具合に惹かれてコレ買いました。
サインするねーと、何故か裏にデカく書いてくれた。
来年は、書で展示するそうです。
そう、楢原さん書も面白い。…解読できるかな。
ー無響さんほどじゃないけど…と謙遜?してた。
今回の案内パンフもなんと600枚直筆で書いてる。体力と制作続ける根性ホントに尊敬します。
岩教空間造形卒展 資料館
空間造形なので、
吊るし系の立体。素材が様々で面白い。
人形は、ビスクじゃなかった。焼いてない粘土。
大通公園は雪まつりの準備。
今年は、雪が降らなくて大変そう。
だいぶ進んでる所もある。スポンサーの差かなぁ。運ばれてる雪の量が違ったりする。ちゃんと間に合うでしょうが、こんな年は縮小してもいいのに。
ホントに雪がなくて、何より札幌は楽。
でもきっと、このままでは済まされない。道民はわかってる。春までには、帳尻合わせの大雪がきっとくるーー
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