国分寺町・橘池の南側にある山の遠景です。
仲の良い夫婦を表現するときに「琴瑟相和す」という言葉を使います。
今日は、そんなご夫婦の奥様のお葬儀でした。
お参りにうかがうと、いつもお二人仲良く琴瑟相和してのお迎えをして下さいました。
どんなに仲が良くても、
どんなに大切な人であっても、
必ずやってくるのが「別れの時」です。
桜の花をどんなに愛でても、やがては散っていくように・・・。
和尚にできるのは、
桜の花の美しさを心に残すように
お付き合いをいただいた方々、一人一人を心に刻んでいくこと。
・・・お参りの帰路、山に咲く桜を見ながら思ったことでした。