食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

手足や腰の冷えに杜仲茶

2013-11-04 | 温める能力アップ
11月に入り寒さを感じる日が多くなっていますね。
7日は二十四節気の立冬。漢方・薬膳的には、そろそろ冬を意識したものを摂り入れ始める時期になりました。

冬は腎が弱りやすい季節です。腎は冷えるのを嫌がり、冷やすと疲れて弱ります。

腎には、体の生命エネルギーである「」、エネルギー源である「」、そして「」を生む役割があります。
体内の水分代謝も担っています。
体の発育や生殖をつかさどる大切な臓です。

腎が弱っていると足腰に力が入らなくなり、疲労が取れなくなります。
冷え症が悪化して下痢を起こしたりします。
顔色が月の光みたいに白くなり、むくんでだるくなります。
耳鳴りやめまいが出ることもあります。

冬は体、特に腎を温めることがとても大事なんです。
前置きが長くなってしまいましたが(^ ^;)、今日のテーマはそんな腎をいたわる「杜仲茶(とちゅうちゃ)」です。


漢方では、肝と腎を補い、体を温める能力がアップして元気が復活したり、筋肉や骨を強くする働きがあるといわれています。
手足・腰の冷えや痛み、無気力、頻尿、めまいがある時、性機能低下や不正出血にも用いられます。


ワークショップのティータイムにお出ししています

体脂肪や中性脂肪を減らす作用もあるといわれています。
そういえば以前ダイエット茶としてブームになったことがありましたね☆

杜仲茶は体を温めるので、ほてりやのぼせを感じている方はほどほどの量をお楽しみください。
同じお茶でも緑茶は体を冷やすので、冬は紅茶やプーアール茶、そしてこの杜仲茶がおススメです。
腎を補う食材、黒豆茶もいいですね(^_-)

腎については、11/30(土)の『老化にかかわる腎の話』でもっと深~いお話しをしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/肝・腎

効能
肝と腎を補い体を温める
強壮、筋や骨を強化する
不正出血を改善する



11/14(木)八幡山のカフェで「冬を乗り切る食養生」教室残席2

11月のワークショップご参加受付中です
体と食べ物の陰陽~はじめての薬膳~(入門編)
あなたが捨てるもの・補うもの(体質改善コース)
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