前回の流れで、体を温めるといえばこれ!「しょうが」についてです。
漢方では、発汗により寒気を取り除く、肺を温め咳を止める、胃を温め吐き気を止めるなどの働きがあるとされています。
かぜの初期症状にはまずしょうがです!
ゾクッときたら、寒くて咳が出て来たら、しょうがの入った料理を食べてください。
胃が冷えていたい、食欲がない、吐き気がある時にも有効です。
また、海鮮類の解毒にも用いられます。
香りがいいのでイライラを解消してくれる働きもあります。
皮をむいた方が体を温める効果がアップします。
辛味の主成分はジンゲロールで、加熱するとショウガオールに変化します。
どちらも血行をよくして体を温める作用があり、かぜの引き始めや冷え症、生理痛にも有効です。
魚・肉の臭みを取る消臭作用、抗菌作用や抗酸化作用が高く、老化やがん予防の効果も期待できます。
また、ショウガオールには血中コレステロールを減らす働きがあるそうです。
胃液の分泌を促進し、食欲を増進します。
保存方法は諸説ありますが、いろいろ試して一番もつと感じたのは
袋入りのものは口を開けた状態で、パック入りのものは半分ぐらいラップを破って、野菜室に保存する
というやり方。
少し冷気に触れて乾燥する環境に置くのがポイントです。
しょうがが乾いてくるぐらいの方がカビないんですね~。
季節にもよりますが、2週間ぐらいもちます。
他にいい方法をご存知の方、ぜひ教えてください☆
先日作ったしょうがはちみつでお粥を作ってみました(^ ^)
米1/2合をとぎ、しょうがはちみつ小さじ1を入れて水加減し、はちみつ漬けのしょうが7~8枚をせん切りにし、塩をひとつまみ加え、炊飯器のおかゆモードで炊きました。
(これでだいたい2~3人分)
かぜの初期、空咳が出る、胃の調子が悪くて食欲がない時、空気が乾燥すると便秘になる人にいいですよ☆
仕上げに黒ごまを振ると、空咳や便秘の改善により働きかけてくれます。
お粥は消化がいいので胃に負担がかからないです。
夕飯を遅い時間に食べる人におススメです(^_-)
体を温めてくれるしょうがですが、いくらいいからといって毎日大量に食べるのはNGです(´・ω・`)
発汗の作用が強いので、摂りすぎると体に必要な潤いや気まで出て行ってしまいます。
何ごともほどほどに…が漢方・薬膳の基本です。
それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ
【薬膳的分析】
◆性味/帰経
◆効能
11~12月のワークショップ受付中
老化にかかわる腎の話(症状改善コース)
体と食べ物の陰陽~はじめての薬膳~(入門編)
自分の体質を知る(体質改善コース)
冬の食養生と薬膳(季節の食養生コース)
詳しくはこちらをご覧ください
出張ワークショップも承ります
漢方では、発汗により寒気を取り除く、肺を温め咳を止める、胃を温め吐き気を止めるなどの働きがあるとされています。
かぜの初期症状にはまずしょうがです!
ゾクッときたら、寒くて咳が出て来たら、しょうがの入った料理を食べてください。
胃が冷えていたい、食欲がない、吐き気がある時にも有効です。
また、海鮮類の解毒にも用いられます。
香りがいいのでイライラを解消してくれる働きもあります。
皮をむいた方が体を温める効果がアップします。
辛味の主成分はジンゲロールで、加熱するとショウガオールに変化します。
どちらも血行をよくして体を温める作用があり、かぜの引き始めや冷え症、生理痛にも有効です。
魚・肉の臭みを取る消臭作用、抗菌作用や抗酸化作用が高く、老化やがん予防の効果も期待できます。
また、ショウガオールには血中コレステロールを減らす働きがあるそうです。
胃液の分泌を促進し、食欲を増進します。
保存方法は諸説ありますが、いろいろ試して一番もつと感じたのは
袋入りのものは口を開けた状態で、パック入りのものは半分ぐらいラップを破って、野菜室に保存する
というやり方。
少し冷気に触れて乾燥する環境に置くのがポイントです。
しょうがが乾いてくるぐらいの方がカビないんですね~。
季節にもよりますが、2週間ぐらいもちます。
他にいい方法をご存知の方、ぜひ教えてください☆
先日作ったしょうがはちみつでお粥を作ってみました(^ ^)
米1/2合をとぎ、しょうがはちみつ小さじ1を入れて水加減し、はちみつ漬けのしょうが7~8枚をせん切りにし、塩をひとつまみ加え、炊飯器のおかゆモードで炊きました。
(これでだいたい2~3人分)
かぜの初期、空咳が出る、胃の調子が悪くて食欲がない時、空気が乾燥すると便秘になる人にいいですよ☆
仕上げに黒ごまを振ると、空咳や便秘の改善により働きかけてくれます。
お粥は消化がいいので胃に負担がかからないです。
夕飯を遅い時間に食べる人におススメです(^_-)
体を温めてくれるしょうがですが、いくらいいからといって毎日大量に食べるのはNGです(´・ω・`)
発汗の作用が強いので、摂りすぎると体に必要な潤いや気まで出て行ってしまいます。
何ごともほどほどに…が漢方・薬膳の基本です。
それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ
【薬膳的分析】
◆性味/帰経
微温、辛/肺・脾
◆効能
発汗により寒気を取り除く
肺を温め咳を止める、胃を温め吐き気を止める
海鮮類の解毒
肺を温め咳を止める、胃を温め吐き気を止める
海鮮類の解毒
11~12月のワークショップ受付中
老化にかかわる腎の話(症状改善コース)
体と食べ物の陰陽~はじめての薬膳~(入門編)
自分の体質を知る(体質改善コース)
冬の食養生と薬膳(季節の食養生コース)
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