side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

星南くん覚醒 @21フィギュアスケート全日本

2021年12月25日 | フィギュアスケート
現在開催中のフィギュアスケート全日本選手権
来年の北京五輪代表選考も兼ねての大会で、例年より熱量が違う

そんな中、ノービス以来密かに応援してきた三宅星南選手のショート演技が素晴らしかった。

4回転サルコーを含むジャンプを全てGOEがつく形で跳び、勢いをつけた。
課題だったスピンもレベル4
安定感のあるジャンプはプログラムの質を上げる。
ステップでは長身・長い手足の見栄え良く、深いエッジワークのスケーティングは余韻を含んで琴線に触れる。
曲(Unchained Melody)の世界観を十分表現したと思う。

自己ベストを大幅更新の90点台に乗せ6位
フリーは最終組での滑走となる。

中学校後半より背が急速に伸び、ジャンプの安定感がなかなか得られなかった三宅選手
早くからトリプルアクセル・4回転ジャンプに挑戦していたけど、今一つ確立が良くなかった。
また、体力が追い付かず演技後半に余裕を残すことも難しかった。
ジュニア時代に全日本への推薦を逃すシーズンもあったりして、競技者として苦しかった時期もあったと思う。

今季は春先から積極的にアイスショーにも出場して、何かが変わった様に感じていた。
この大舞台で結果を手にすることができて本当によかったと思う。
ショートの演技ではジャンプに不安を全く感じさせなかった。
これはフリーにも神演技期待です。

スケートファンのSNS上でも三宅選手の躍進を喜び声を多く目にしました。
ノービスからの注目選手が花開く瞬間に立ち会えたのは本当に嬉しい。
個人的に嬉しいクリスマスプレゼントとなりました。

フリーの演技は26日夜
自分に納得の演技ができますように。
ジャッジは公平な採点をしますように。

旧ブログの三宅選手関連記事

週末のフィギュアスケート

2021年11月22日 | フィギュアスケート
この週末はフィギュアスケートの大会が複数あり、その好成績にファンは多いに盛り上がった。

国内では全日本ジュニア選手権が行われ、男子では4回転ジャンプ3本を決めた三浦佳生選手が7位からの逆転優勝
上位5人のうち4人がフリーで4回転ジャンプに挑んだ大会だった。

女子ではノービス世代の島田麻央選手が4回転ジャンプを決めて4位からの逆転優勝
総合力で勝負した住吉りをん選手は演技構成点で高得点を得たが、終盤のジャンプの取りこぼしが痛かった。

個人的に驚いたのがアイスダンスに出場した組が5組あったこと。
それぞれに違った個性があるように感じられ、このまま長く競技に挑戦して欲しいと思った。

国際大会ではポーランドでワルシャワ杯が行われ、男子シングルスで山本草太選手が優勝
アイスダンスでは村元・高橋組が自己ベスト(=日本人最高得点)を更新して2位に入った。

髙橋大輔選手にとっては7年ぶりの国際大会での表彰台
まだ世界トップ選手との距離はありますが、35歳の挑戦を取り上げる週明けのニュースは多かったですね。
NHK杯の際に年齢を重ねて疲労のコントロールが大変と語っていましたが、2週連続、移動を伴う大会だったので、しっかりコンディショニングを行って年末の全日本選手権に挑んでもらいたいです。

グランプリシリーズフランス大会では女子樋口新葉選手が3位に入り、ロシア勢の表彰台独占を阻止。
そして男子では鍵山優真選手、佐藤駿選手が1位、2位の好成績を収めました。
鍵山選手は2大会優勝でトップ成績でグランプリファイナルの出場を決めました。
ネイサン・チェン選手や宇野昌磨選手との対決が楽しみです。

大会結果のニュースを追いかけるのも楽しい週末でした。

鍵山選手・佐藤選手は高校3年生でノービス・ジュニア時代から切磋琢磨し合ってきた中。
この二人が表彰台で並ぶ姿を国内大会では数多く見てきましたが、いよいよ国際大会でも・・・と思うと嬉しいです。

最後に、フランス大会を伝える記事に、鍵山・佐藤選手を含む記者会見の模様がありました。
3位はアメリカのブラウン選手で、佐藤選手はブラウン選手に逆転での2位でした。
そのブラウン選手に若手の鍵山・佐藤選手へのアドバイスを求めた記者がいてその模様が報じられていました。
人望の厚い温厚なブラウン選手ですから丁寧に回答をしていました。
ただ、個人的には現役選手、同じ大会で戦い合った選手への質問としては大変失礼なものではないかと思いました。
譲ってブラウン選手が優勝して2,3位の選手にアドバイスを送るならまだしも、逆転負けの立場の選手にする質問ではないと思います。

先日のMBLの大谷選手の帰国会見でも記者の質問に疑問の声が多数あがりました。
一流の選手は無難に回答をしますが、記者はそこに甘えずに、選手をきちんとリスペクトした質問をしてほしいものです。
同時に、報じる側も受け取る側も”微笑ましいエピソード”に流されないようにしたいものです。

21 フィギュアスケートNHK杯

2021年11月16日 | フィギュアスケート
週末はTVでフィギュアスケートのNHK杯を観戦した。
会場は代々木第一体育館、コロナ対策として収容人数の半分6000人の観客での開催
空席は視界の悪いブロックに割当かな?TV画面上ではもっと多くの観客がいるようにみえた。

今年は男女シングルだけでなく、アイスダンスもRD(リズムダンス)、FD(フリーダンス)ともに全選手を放映。
日本勢でいえば、現日本チャンピオンの小松原組と昨年アイスダンスデビューした高橋大輔・村元組が北京五輪の出場枠1を争う前哨戦として注目を浴びた。

アイスダンスは詳しくないが、素人目にも村元・高橋組のこの一年の成長具合にはびっくりさせられた。
昨年は観ているこちらもハラハラさせられたが、今年はプログラムを作品として見ていられる安心感
特にリフトの安定感が出たのは素晴らしい

FDは昨年と同じ曲を使用しているが、演技が全く別物に感じた。
試合後録画していた昨年の演技をみたら、二人の距離やユニゾンも違うし、要素に入る前に構えるために起きる空白の時間が多々あった。
今年は曲を通して流れるように技がでてくるし、繋ぎの部分も増えたし、二人の距離も近くなってまさに踊っているようだった。

結成2年目で小松原組を上回る成績を残せたことは素晴らしい。
次週末も大会に出場とのことで、経験を積んで全日本選手権で一段上の演技を期待したい。

小松原組は女性の小松原美里さんが肘に故障を抱えていたりして思った通りの演技ができなかったかもしれないが、自己ベストを出したのは立派


日本勢二組は第1グループでの演技。
ワールドランキングが上の選手の第2グループのウォームアップをみてびっくりした。
TVの画面越しでもスピードが全然違うのが分かる。
今大会の優勝者(ロシアペア)が合計215.44、3位(英国ペア)が191.91
日本人歴代最高得点を更新した村元・高橋組が179.50(6位)
数字で感じるより大きな壁があるようだ。

何事も始まりはある。
髙橋選手には日本男子シングル界を牽引した実績もある。
小松原組と切磋琢磨して日本アイスダンス界をレベルアップさせてほしい。

NHK杯の結果
男子シングルでは 宇野昌磨選手が3種4本の4回転ジャンプをフリーで決め優勝。グランプリファイナルの出場を決めた
女子シングルは坂本花織選手がSP、FPをノーミスでまとめて優勝(グランプリファイナル出場)
2位の河邉選手のSPのトリプルアクセルは素晴らしかった。

ペアでも 三浦・木原組の躍進が光る。今大会が3位で2大会連続の表彰台






The ICE 2021

2021年08月02日 | フィギュアスケート
今日から神奈川県他南関東エリアでは緊急事態宣言が発出された。
予想はしていたものの残念でならない。
ここ数日の感染者数・重症者数の急増をみるとやむを得ないとも思える
県全体で連日1000人超えだし、藤沢も50人超の日が目立つ

この急増をもっても1日の新規感染者数は国内で1万人超
諸外国の数字に比べると少ないから不安を煽りすぎとの声も理解できるものでもあるが、一方で使用病床数の割合も上昇していて、個人的にはやはり不安である。
私個人は新型コロナに感染したくないし、家族・身近な人にも感染してほしくない。
感染リスクの少ない行動に努めるしかないと思っている。

↓↓↓↓ 今日の記事はここから ↓↓↓↓

週末開催されたTHE ICE2021
昨年は開催を見合わせたため2年ぶりのTHE ICEだが、全3公演、愛知公演のみとなった。

海外スケーターの参加が叶わない今年はオール日本人選手
選手自身も観客の前で滑る機会が少ないことも影響していると思うが、多くの選手が参加して現在の日本フィギュアスケート界のオールスター戦という顔ぶれだった。

配布物の中に写真のような進行表があって、選手の登場順番が事前に分かったのはよかった。

ほとんどの選手が今季のプログラムを滑り、この日が初披露というプログラムも多かった。
来年2月の北京五輪に向け、プログラム選定そのものにも力が入っているのが伺える。
アイスショーなのでフリープログラムは一部割愛しているところもあるので、試合での演技が楽しみになりました。

本公演の座長を務めた宇野昌磨選手は事前告知から大忙しだった。
本公演でもオープニングにグレイトスピリッツを全員で踊り、公演最後に今期のSP予定のマイケルジャクソン 「アース・ソング/ヒストリー」を披露。
宇野選手がマイケル?と思ったが、選曲もマイケルマイケルしていないところにホットした

アイスショーならではの選手のコラボレーション
田中刑事選手と宮原知子選手のKissing You は、このペアがあったのかとある意味衝撃
元ペア選手の高橋成美さんがアドバイスを送ったこともあり、即席ペア感がなくて良い作品に仕上がっていました。

途中休憩も含め約3時間
久しぶりのアイスショーはとても楽しめた
運営側の感染対策及び観客側もの感染対策へ協力もしっかりしていたと思う。
唯一、隣席を開けない配席だったため、もう少しパイプ椅子間を広くとってほしかったかな。

物販は屋外ブースでの販売で、私は最初からあきらめました。
本公演は同時にライブ配信されていましたが、8月28日(土)で日テレプラスで放送予定。

私は初回公演を購入し、新幹線で日帰りを予定していた。
しかし、新規感染者数の急増をみて、自家用車での移動に変更
アイスショー後は名古屋に1泊したが、片道4時間半はやはりきつかった
兄貴がドライバーになってくれて助かりました。

モリコロパーク 駐車代金は1日500円でした。
西駐車場を利用しましたが、入場は待ちませんでしたが、退場では県道に出るまで合流渋滞があります。




高橋大輔主演 LUXE

2021年05月24日 | フィギュアスケート
月曜日で検査数・新規感染者数が少ない日ではあるものの、東京の新規陽性者数が340人で4月12日(月)以来の300人台となった
曜日別でも前週の感染者数を下回る数字が続いており、このまま減少傾向が続いて欲しいと思う。

今後緊急事態宣言解除に向けて注目されるのは、変異種の広がり予測と重症者数だと思う。
コロナ対応のベッドをひとつ増やすのに、通常のICUのベッド3相応のスタッフが必要なのだそう。
ワクチンという強力なカードを使えるようになったが、リバウンドのないよう慎重に判断してもらいたいものだ。

***** 今日の記事はここから ***** 

先週 フィギュアスケーター高橋大輔選手が主演を務める アイスショー「LUXE」を観てきました。
会場は横浜アリーナ
3日間6公演のうち、最終日の昼公演です。

高橋大輔選手は 2017年に歌舞伎役者 市川染五郎(現松本幸四郎)さんと共演して、氷上で歌舞伎の世界を表現したのが、第一弾の氷艶
2年後には宮本亜門さん演出のミュージカル仕立ての「氷艶2019」を上演

今年のLUXEは氷艶2019のメンバーを中心にレビュー仕立てのショーとなった。
演出は原田諒さん(宝塚歌劇団)

2017年、2019年の公演のようにストーリー仕立てではなかったが、世界を巡るというコンセプトで、様々な場所でのショートストーリーという感じ
オープニングは 元宝塚の柚希礼音さんが天井からハンモックのような布を使ってのワイヤーアクションに目を見張ってしまいました。

田中刑事選手と高橋大輔選手が鏡の内と外で踊る作品も素晴らしかった。
泉に映る自分の姿に魅せられてしまったナルシスの伝承を思い起こさせる序盤。
二人のシンクロしたスケート場面では田中選手も高橋選手と堂々と渡り合っていました。

今回もチームラボの映像演出が素晴らしく、様々な風景を楽しませて貰いました。
コロナ禍故に演出も制限があったとは思いますが、アイスショーとダンスと歌声(平原綾香さん)がバランス良く散りばめられたショーでした。

スケーターのエキシビションナンバーを次々と披露するアイスショーもいいけれど、氷艶シリーズのように他分野とのコラボレーションも新しいフィギュアスケートの可能性を感じます。
高橋大輔選手を始めとするスケーターの疾走感が、音楽や背景映像にマッチする場面も多かった。
唯一 カリブ海の場面のラテンダンスはスケート靴を履いてはなかなか難しかったようだ。

横浜アリーナのある神奈川は緊急事態宣言はでていないものの、なかなか感染者数が減らない。
私は緊急事態宣言が出たら行くのを辞めようと思っていた。

会場への往復は自家用車
配席は4月末の浅田真央さんのサンクスツアーより密接感が少なかった。
終演後のバナータオルの数に高橋大輔選手の相変わらずの人気度を確認したが、駐車場との往復の際は歩いていてもお喋りをするグループがほとんどおらず客層の違いに驚いた。
平日の午後だったから、おひとり様客も多かったのかもしれない。

浅田真央サンクスツアー千秋楽公演

2021年05月02日 | フィギュアスケート
もう1週間がたってしまいますが、浅田真央さんのアイスショー サンクスツアーの千秋楽公演が横浜アリーナで開催され、3年に亘ったアイスショーが幕を閉じました。

思い返せば、当初は全国10か所を回るアイスショーの予定でした。
チケットは開催地県民を優先に販売されましたが、他県から足を運ぶファンも多く、チケットの転売規制がなかった当時はプレミアムチケットになっていました。
その後開催を希望する声に応えて公演期間を延長、昨年の新型コロナの影響で開催中止・延期もあったものの、延べ50会場、202公演になった。

私も初回の新潟公演から鑑賞することができ、今回千秋楽公演のチケットも入手できたことは本当に運があったと感謝しています。
コロナ前は他県の公演にも出掛けましたが、2019年の京都公演以降はチケット入手も控えていました。

千秋楽公演の1日目(4/26)は正面席Cブロック、2日目(4/27)はサイドの席Aブロック
この公演はアリーナ席だけ販売されました。
センター席も設けられていましたが、こちらは関係者席で佐藤コーチ夫妻やスポンサー関係、タレントの方の姿もありました。

公演内容は休憩なしで真央さんの作品をメドレーで繋ぐという当初からのコンセプトで変わりはないのですが、1年半ぶりの公演は演技内容が随分濃厚になっていました。
キャストの方々のショースケーターとしての技量が凄く上がっていて、ソロパートも増えていました。

真央さんのアイスショーではTHE ICEの時もそうでしたが、共演者がきちんと引き立っています。
もちろん真央さんのソロパートは真央さんの貫禄・オーラに流石と唸ってしまうのですが、群舞では色を消したように集団の中に入り、共演者の見どころに観客の目が行くようになっています。

最終公演ではキャスト全員のジャンプ・スピン・スパイラル等への意気込みが感じられ、また会場の雰囲気も成功裡に終わるよう応援の空気に溢れていました。

そう、会場が本当に温かい雰囲気でした。
アリーナ席に限定販売されましたが、隣席を開ける措置は取られませんでした。
開演前から、出演者の感染防止対策の呼びかけが何度も会場に流れ、本番中に歓声が上がることはありませんでした。
拍手しか出来ずもどかしさもありましたが、誰もがひとつひとつの演技に大きな拍手を送っていました。

千秋楽公演は公演中に流れるVTRも編集が変わっていました。
最終公演は終演後、キャストによる真央さんへのメッセージも流れました。
キャストが皆充実した日々を送れていたことに言及していて嬉しくなりました。
それぞれが新しいことに向かっていく区切りであることを、ファンもポジティブに受け止めた公演だったと思います。

千秋楽公演の余韻に浸り、ブログに向かうまで1週間かかりました。
このサンクスツアーを取り上げた記事も多く目に留まり真央さんの人気ぶりを改めて認識するとともに、中には表面的な記事ではなく、過去からの取材の積み重ねで記者の思い・考えをきちんと表した記事もあって嬉しいですね。

真央さんの滑る姿をみることはもうないのかな・・・との寂しさもありますが、サンクスツアーを見届けた充足感の方が大きいです。
真央さん、キャストの皆さん、関係者の皆さん、沢山の幸せを感じた素敵なショーをありがとうございました。

真央さんのスケート人生のひとつの区切りであった 2017THE ICE 公演の記事 (the One and Only) を思わず読み返してしまいました。

真央さんの今後に多くの幸あれ



会場には多くの花が届けられていました。
写真はその一部
全国ツアーで訪れた地方のテレビ局全局(多分)がお花を送っていました。

今後サンクスツアー展(写真と衣装展示)を予定している高島屋さんからも。
東京開催は中止となりましたが、再企画があると期待しています。






Nathan 世界選手権3連覇!

2021年03月28日 | フィギュアスケート
昨日行われた フィギュアスケート世界選手権男子
今年は来年の北京五輪の出場枠を決める大会
日本勢は鍵山選手の2位を始め、羽生選手3位、宇野選手4位と上位を占めた結果、北京五輪枠を最大の3枠とした。

優勝したのは米国 Nathan Chen選手
ショートではジャンプの転倒があり3位スタートとなったが、フリーの演技は完璧で非常に美しい神演技だった。
高得点で2位以下を大きく離す逆転優勝だったが、得点や順位、さらに五輪の枠取りなどモロモロを忘れるくらいの惹き込まれる完成度の高い演技

選曲(Metamorphosis Two~ヴァイオリン協奏曲第1番~トゥルーマン・スリープス (Philip Glass) も振付(シェイリーン・ボーン)も衣装も今のChen選手に合っています。
Chen選手のプログラムでも1,2を争う良プログラムではないでしょうか?

私はノービスの頃からChen選手に注目し、好きなプログラムも多くあります。(過去記事201920172015
ノービス時代から無双と思われていましたが、ジュニア時代の怪我・成長痛との戦いなど苦しい時もありました。
将来は医学(医者)の方面に進むと明言していて、選手生活も次の北京五輪までかもしれません。

今のフリー演技は技術面では4回転ジャンプを5本入れる構成で、それも ルッツ、フリップとジャンプの中でも高難度・高得点ジャンプを跳ぶ
ルッツ・フリップは踏切のエッジが違い、エッジの違いをコントロールするのが難しく両方のジャンプをエッジエラーなしで跳べる選手は少ない
4回転ではない3回転ジャンプもアクセル、ルッツ、フリップとこちらも3回転では高得点となるジャンプ

更にスピン、ステップ等の要素でも隙がなく、流れるような演技だった
それでも出来栄え加点は満点でないので、得点が上積みされれば何点でてくるのか、と思ってします。

個人的には最後のトリプルアクセル後のコレオステップは静かの中にも内面の激しさを滲みだしているようで素敵だった
これもジャンプが成功してプログラムが締まっていたからかもしれないが。

これでChen選手は2018年から3連覇(2020年は大会開催なし)
おめでとうございます
現時点ではChen選手のジャンプ構成を上回るにはルッツ、フリップの4回転ジャンプに加え4回転ループと全種類のジャンプを入れないと基礎点で離されてしまいます。
1年後の北京五輪までに新星がでてきますでしょうか?
もちろん勝負事ですし、ミスを少なく出来栄え加点を稼ぐ戦略もありますが。

来シーズンのChen選手がどのような戦略を選択するかわかりませんが、怪我だけは注意して、再び完成度の高い演技を披露してくれることを多いに期待したいです。
それが集大成の演技となってしまうであろうことは寂しいことですが・・・

日本勢ではシニアデビュー年の鍵山選手が2位と大活躍
大舞台でも予想を上回る成長ぶりと安定感を発揮した。
試合毎にまだまだ可能性を感じさせる演技をしてくれる地元神奈川の高校生で、ファンも楽しんで応援していると思う。
次世代を引っ張る今後の活躍が非常に楽しみ。

試合の模様はFODでLive配信された。
4月4日までは見逃し配信もしています。



浅田真央 サンクスツアー展@高島屋

2021年03月26日 | フィギュアスケート
私も何度か行った 浅田真央さんのサンクスツアー

2018年の5月に新潟公演から始まった全国ツアーですが、4月26日、27日の横浜アリーナでのショーが千秋楽になります。

そして千秋楽公演の翌日から高島屋日本橋で 浅田真央サンクスツアー展が開催されます。
HPによると、衣装・写真の掲示だけでなく、大型スクリーンを使ってサンクスツアーの模様も流れるようだ。

日本橋店の開催は4月28日~5月10日
その後、大阪高島屋(8月11日~23日)、JRナゴヤ高島屋(9月23日~10月4日)でも開催予定

入場料は1000円(前売り800円)
日本橋店では日時指定入場券も出される予定

関東圏の私は日本橋店へ行く予定
GW期間中の楽しみができました。


インハイTVでスケート

2021年01月24日 | フィギュアスケート



緊急事態宣言の関係でアマチュアスポーツの大会が中止になったり、延期になったり…。

我が家で楽しみにしていた長野で行われるフィギュア全中は中止になりました。

ですが、インターハイ冬季大会は無観客で行われるようで、この模様をインハイTVでライブ配信してくれています。

これに気づいたのが女子フリーになってからと、遅かったぁ…。

ですが寒い日曜日に楽しむことが出来ます。選手の皆さん頑張ってください!

ブラボー FOD

2020年12月28日 | フィギュアスケート
週末、フィギュアスケートの全日本選手権が長野で開催されました。
席数を減らしての有観客試合
なにはともあれ、大会中に新型コロナ感染がでなくてよかったです。
そして、選手の皆様お疲れ様でした

チケット発売時は新型コロナの感染拡大も落ち着いていた時期でしたが、今回は現地観戦の意欲が湧かず、私は自宅でFODのライブ配信で観戦しました。

確か昨年までのライブ配信はTVでの中継が始まると終了していましたが、今年は全選手の演技を放映してくれました。
FODプレミアム会員ですと、TV放映中も視聴できます。

TVほど丁寧な選手紹介や得点詳細が流れませんし、カメラの数も限られています。
選手のアップの表情はみれませんが、却って会場で観戦している雰囲気に近く、またカメラも放映側の構想(好み)で切り替わらないので、競技としては公平に観戦できるように感じました。

一番良かったのは、会場の運営と同じリズムで観戦できるのでそれが心地よい
さらにキスクラでの音声が拾われているので、選手とコーチの会話が聴けて、演技終了直後の心の有様の一部が垣間見えました。
TV放映ではレビュー画像が流れていてキスクラのカメラに切り替わる前の時間ですね。

初日こそ、TVの中継放送を見ましたが、演技終了毎のCMや注目選手のアップする映像などが挟みこまれ、なんだか全日本選手権というスケート
競技に集中できません。
(因みに数年前からTV観戦時は会場音(副音声)で視聴。うるさい実況をカットアウトしています)

2日目からFODでの観戦にしました。
全選手の演技が見れてとても満足しました。
TVは録画で選手のインタビューのみを確認

TVの番組制作側には悪いけど、最近は興行の色合いが強くて、苦手
こういう放送を好む人もいるのかもしれませんが。。。
選手のあれこれ、裏話を流したければ別番組(日テレのロッカールーム的な)で流してほしいと思う

最終日の今日は15:00からエキシビションですが、この模様もFODで視聴できます。
TVでは全出場選手の映像は流れないだろうから、今日もFOD一択ですね。

ブラボーFOD!!!