*****ご注意! 一部ネタバレの可能性があります!*****
天才バレエダンサーであり振付師の萬春(よろづはる)の人生を4つの視点から語るバレエ小説
同僚のバレエダンサー、幼少から文化的影響を受けた叔父、同じバレエ教室で育った作曲家、そして本人
時に時代が戻ったりするけど、4つの視点から萬春、特に彼の振り付け作品の閃き、思いが解き明かされる
ノンフィクションではあるが、どこかで実現しているような「バレエの世界」
振り付け作品のヒントになったり、実際使った曲など、芸術的関心・興味がくすぐられる
読後にバレエ作品を観たくなる作品
ハードカバー本は純白なカバーを外すと主人公「春」をイメージしてしまう軽やかな華やかさ
2024年4月4日初版第一刷り
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
各ページ隅にバレエダンサーの絵、パラパラ漫画で動く