緊急事態宣言が延長された一都三県
変異種の感染拡大の脅威もあり、更に延長の懸念に言及する記事まで出始めています。
そんな中、週初めのワイドショーは ”マスク会食” という新たな重点対策のキーワードを揶揄するような報道でした。
「マスクをしながら食事なんてできない」
「マスクを気にしながらだと楽しくないし会食じゃない」
「マスクをする様案内したら、客足が遠のく」 etc....
”マスク会食”の提案が無理なこと・変なことかのような報道でした。
確かにネーミングには”?” という感じもありますが、「会食をするならマスクをする」ということはストレートに伝わっているのではないでしょうか?
マスクの着用やアルコール消毒への意識が徹底されつつある中、会食中の感染リスクを減らそうとしていることをマスコミはもっと前向きに伝えるべきなのに、どうして「できない」「やりたくない」の声ばかり拾うのか、その姿勢には残念に思います。
感染対策を継続する生活が続いていけば、三密回避、マスク着用やアルコール消毒のようにマスク会食も当たり前になるのではと私は思っています。
実際、私の利用する地元の個人経営の飲食店では、マスク会食のポスターが掲示され、皆従っています。
皆で協力しあうことが、そのお店を応援することに繋がりますし、「マスク会食」に協力的な客層だということが分かれば、安心して利用できます。
そういう店舗が増えることを願っています。
まだ特効薬がなく、ワクチンの効果を待たないといけない現状、できる対策は基本的な ”人との接触を極力減らす” が一番です。
でも、社会生活を維持するため、精神衛生上健やかな生活を維持するためには、人との接触をゼロにすることはできません。
変異種や第4波など状況の変化に応じて、感染リスクを抑えた行動を試行錯誤していくことは、これからもまだまだ続く覚悟をしなくてはならないと思います。