*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****
春のTVドラマ「アンメット」の好演で一段と注目している杉咲花
現在公開中の映画「朽ちないサクラ」も主演を務める
原作者は柚月裕子
2015年の作品
是非映画を観たいと思っているが、その前に予習しようと原作を買った
それもオーディオブックで。
総長17時間、ロングドライブで聴いた
ストーカー殺人事件が起きた米崎県
地元紙米崎新聞社が担当部署が被害届の受理を渋り、更にその間慰安旅行に行っていたことをスクープし、森口泉の所属する広報広聴課電話が鳴りやまない一日を過ごした。
泉の親友千佳は米崎新聞社の県警担当だが、泉と千佳との会話がスクープネタになったのではと泉は千佳を責めてしまう。
ネタ元は自分でないと強く否定した千佳は身の潔白を証明すると言っていたが、1週間後溺死体で発見され、他殺と判断される
親友を信じることが出来ず責め立てた後悔と犯人憎しで、泉は犯人を捜そうとする。
一般採用で県警職員となった泉には捜査権がないので、同期の磯川、上司の富樫らに助けを求めたところ、磯川の所属部署の元同僚自殺にも不審を抱くことになる。
映画は約2時間、舞台が愛知県となったりしているが大筋は原作通りのようだ
本作は主人公泉が他部署に移動した後の続編がでている
文字を眼で追う読書は好きだが、淡々と語り進めるオーディオブックもなかなか面白く、ドライブだけで消化できなかった終盤は自宅で聴いた
客室にスピーカー設置をするホテルも増えたが、旅行先の移動・宿泊先の空き時間にオーディオブックで読書するのも一興かもしれない。