ピアニスト吉見友貴さんが出演する日本フィルハーモニー交響楽団の定期公演に行ってきた
音楽コンサートも9月以来と久しぶり
今回はチケットを取る際に隣を空けるという制限はなかったが、席は満席には程遠く、淋しく感じた。
昨今の新型コロナの状況を反映してか、あるいは販売数に制限があったのか
本公演はシンガポール人指揮者 ダレル・アンの東京定期公演デビューと吉見友貴さんの初サントリーホール演奏
当初予定の奏者 ミシェル・ダルベルトの来日が叶わず、吉見さんに代役が回ってきたもの
初のサントリーホール演奏に意気込む吉見さんのツィッターを目にしていたので、吉見さんが登場した際はこちらの方が緊張してしまった。
17番はピアノの演奏までが(聞きなれたピアコンに比べ)やや長い
その間吉見さんはいつもの通りピアノ鍵盤をタオルで拭いていてマイペース
いつもに比べ大人しめな演奏に感じたけど、音は澄み、曲が進むにつれオケとの融合も心地良くなっていった。
サントリーホールデビュー おめでとう
ソリストアンコールはちょっとジャジーな感じの「パリの四月」
お洒落な感じで素敵でした。
翌日の昼公演ではドビュッシーだったらしく、選曲も素敵
吉見さん目当ての公演でしたが、その他2曲も面白く、気持ちの良いテンポ感
指揮者アンに見事にまとめられた演奏はライブならではの楽しさがあった
良く知っている曲もいいけど、新しいことに触れるのも大事と思った
イベール: ディベルティメント
モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
ソリストアンコール
トレネ(ワイセンベルク編曲):パリの四月に
(休憩)
ブラームス: 交響曲第2番ニ長調Op73
休憩を含め約2時間の公演だった
8月のサントリーホール公演ではチケットの半券に連絡先を記載するよう言われたが、今回は申込者以外が来場した場合に限り連絡先を提示する扱いだった
入口にはセンサーが設置され、入場時にアルコール消毒
チケットは自分でもぎ取りだった。
また、サントリーホールのサービスではクロークが閉鎖しているのは前回と同じだが、ホワイエのドリンクコーナーはミネラルウォーターのみの販売になっていました。
まだまだ 新型コロナ対策型の公演だが、夏頃の緊張した雰囲気は緩和した感じ。
慣れというか、これも緩みというのか。
慣れというか、これも緩みというのか。