*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****
産地直送の野菜販売を手掛ける久松農園代表 久松達央の著書
2013年発行
”美味しい野菜を届けたい”から旬の物を収穫して直ぐに発送する手法をとる久松農園
読んでいるとスーパーの元気のない野菜がチラチラ頭に浮かんで辛かった。
旬の滋味深い野菜を積極的に取っていきたいと思う。
近年の気象状況に振り回され農家も大変だと思う。
農家さんがやりがいを感じ苦労が報われる、農業体制になるといいのに、と思う。
個人的に頭に残ったのは、「安全」と「安心」のくだり
農薬ついてであった
安全は数値で図ることができ、その数字を目安に判断することができるが、安心は心情的なものだから人による振れ幅が大きい
「安全な数値」に安心を感じる人もまだ不安を感じる人もいる
安心を押し付けるわけにもいかないが、全員が安心を感じるというのは無理なのでは、、、と現在の処理水の話を思い出しながら読み進めた。
「安心していただく様・・・」は努める姿勢としてはいいけど、
「安全」をきちんと確保した上で進むべき時は進まないとと思う。
そして「安心」を求める人、拘る人の感情には理解を示さないと、とも思った。