side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

中山七転八倒

2020年04月04日 | 書籍・雑誌
今朝NHK BSのワールドニュースではコロナウィルス関連の特集でこの1週間の世界ニュースを放映していました。
最近のTVニュースは「東京が感染爆発の重大局面」と「緊急事態宣言はいつ」ばかりで、世界の状況が数字以外でなかなか知ることが出来なかったので、良い機会でした。

改めて世界各国の感染者数や対応を見ると、日本はここまで上手く封じて来れてきたのかも、と思いました。
感染者数、死者数が桁違いに少ないです。
各国の対応もそれぞれの国民性を反映しての対応なのでしょうが、やはり日本は切迫感が足りないように思いますし、それでここまで対応できてきたことはある意味素晴らしいのだと改めて思いました。

この先どうなってしまうのか、不安は尽きませんが、私達ができることは自らが感染しないような行動をとることですね。

私は溜まった未読本を中心に読書に励みたいと思っています。

↓ ↓ ↓ ↓ 今日の記事はここから ↓ ↓ ↓ ↓



大好きな作家、中山七里さんの日記的小説
2017年にピクシブ文芸に公開された日記を本にまとめたもの

日記形式で、なにか事件が起こるわけではないので、一気に読むには単調ですが、私は入浴中に毎日少しずつ読んで楽しんでいました。
毎日のように執筆活動をしつつ、毎日1冊の本と1本以上の映画を見なくては禁断症状がでるとおっしゃる作者
24時間でどこを削るかといえば、睡眠と食事と、なんとも健康に悪そうで、作家稼業はなかなか大変そう

連載を何本も抱え、同時に次の企画が次々と決まっていく様子は流石売れっ子作家という感じ
この日記執筆中は「護られなかった者たちへ」が新聞連載中で何度も話題にのっていた

中山さんによると、作品の企画が出る際には登場人物の名前を始めほとんど頭の中で作品は出来上がっているそうだ。
医療系、刑事もの等多々あるが、ほとんど取材なく自身の知識の範囲で書いているからというから驚く。

また、本人の主義主張などを書き入れることはなく、エンターテイメント小説に徹底しているとのこと。
ご本人曰く、嘘を語るのが得意というが、中山さんの頭の中にはどのくらいの妄想ストーリーが存在しているのだろうか。
シリーズものを書いていくつもりは余りなく(結果的にいくつかはシリーズものになっているが)、まだまだ多方面のジャンルを題材にしていくようだ。

この日記的小説だって、当然虚偽の部分が含まれているわけで、その嘘が2割なのか、8割なのか、、、、わからせないのが流石のところ。

この日記(2017年)中に連載だった作品「護れなかった者たちへ」の映画化が決まりましたね
主演は佐藤健、阿部寛
年内公開の予定ですが、撮影への影響がどうなるのでしょう。
それでも、楽しみな作品になりそうですね。




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