今回の京都旅行
丁度紅葉の見頃の時期で嬉しい反面、混雑が心配だった。
コロナ感染者もジワリと増えてきて第8波が心配され始めた時期でもあった。
当初より人気の観光スポットは避けようと思っていた。
京都駅八条口の新幹線改札口を出て、予想以上の人の多さに慌てた。
コロナ禍で人と距離のある生活に慣れてしまって、人混みが怖く思えたほど。
それでも、観光先に行くとゆったり見学できるのは、まだピークの京都ではないのだろうな・・・と思った。
京都市内ではバスも使ったが、人気路線(四条河原町、祇園、清水寺を通るルート、嵐山ルート)は避けるようにした。
比叡山延暦寺へのルートも滋賀の坂本からにした。
JR湖西線は空いていて、京都駅からも30分と近いのに、のんびりの雰囲気が良い
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滋賀県大津市坂本は 延暦寺 および 日吉大社 の 門前町 (鳥居前町)として古くから栄えた町。
里坊が点在し、穴太(あのう)衆積みの石塀の続く風景が美しいことでも知られる
国の伝統的建造物群保存地区に指定(1997年)されています。
ところで、「里坊」とは、延暦寺の現役を引退した老僧の隠居場、あるいは布教の場として里に設けられた院や坊
対になるのが比叡山内にある山坊で僧侶たちの修行の場です
律院(非公開)の本堂は桃山時代。
流れの庭と呼ばれる庭園
恵光院(非公開)の本玄関や屋根瓦には徳川家の葵の御紋が刻まれている。
里坊は織田信長の比叡山焼討ちで消滅しましたが、江戸時代に復興されています。
比叡山焼討は里坊を焼いてしまったが、一方で穴太衆積みの堅牢さを知らしめるきっかけになった。
信長は安土城の城壁に穴太衆を採用し、その後多くの大名が築城に習ったそう。
坂本の復興時も穴太衆積みの技術が土地造成に活用されました。
穴太衆積みは自然石を巧みに組み合わせて作る石積み技法
参考 比叡山坂本サンポ(坂本観光協会)(リンク先)
2022年京都旅行記事