Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

テヌートの解釈とは?

2009-04-29 23:21:28 | ギターな日々
タン タタタン タン タン タン タン タン

押尾コータロー「カノン」の出だしなんですが。。。
わかるわけありませんね!(爆)
いや、失礼しました。。。

実は、どうも私は、結構スタッカートっぽく弾いちゃってるようなのです。そんな
つもりはなかったのですが。。。
講師曰く、「逆にレガート、いやテヌートで」。
「ん?レガート?テヌート?? ってなんです?」。
「音符いっぱいに、できるだけ音を伸ばす感じで弾いた方がいい。」

その時は、「ほーほー、なるほどぉ。」と聞いていたのですが、
レッスンが終わった後も、わかったような、わからないような、
なんとなく引っ掛かったままでした。

で、ネットで調べてみると、
レガートは、
「スタッカートの逆。音を区切らず、なめらかに。」
ん、これはわかりやすい。

一方、テヌートは、
「音価いっぱいに音を保つ。」
「音を保持して、なめらかに。」
ん?、レガートと同じような意味かいな?

さらに調べていたら、こんなのを見つけました。
関稔の音楽語録/テヌートは、はっきりと

ん? 今度は「はっきりと」?
なめらかで、はっきりとかいな。。。難しいな。

しかし、「関稔の音楽語録/テヌートは、はっきりと」の中の解説はこうでした。
「作曲家はレガートで演奏して欲しくて、テヌートにしている訳ではない。
はっきりとの意味は、アクセントをつけるではなく、柔らかい曲でもクリアーに
発音せよ。」
この語録は、管楽器奏者向けのアドバイスになっているようですが、私的には
結構、腑に落ちました。

ということは、
音価いっぱいに音は保つが、スタッカートの真逆のレガートまではいかないので、
音は区切る。その上で、滑らかに。。。
って感じですかね。
ひょっとしたら、これができれば、粘りのある演奏ができるかな?

ま、音楽用語だけで全てを表現できるわけでもなく、
結局のところ、作曲・編曲者の意図をどう解釈するのか、指揮者やプレイヤーの
感性ということになるのでしょう。
でも、こう弾いて欲しいという要請に対して、引き出しがある、というのは
プレイヤーとして強みだと思うので、いろいろな弾き方ができるのは大事なので
しょうね。 さて、練習練習。。。



近所のつつじが満開です。。。