
素直になってみたんです。。。(笑)
いえね、、、以前の記事「足台・・・姿勢の話」の中で、ギター演奏の正しい姿勢って、いったい何? ということを書きました。この中では、クラシックスタイルの合理性を知った旨を書いた訳ですが、まあ、演奏フォームはやりやすいのが一番と思っていたので、特段、フォームを変えることもなく、練習を続けてきたんです。
因みにクラシック・フォームとは、左足を足台に載せ、ギターのくびれを左足に載せるスタイル。逆に、私は、右足を足台に載せ、ギターのくびれを右足に載せるスタイル。
でも、ちょっと違ってきたんですよね。『やりやすくない』事実にぶち当たったというか。。。
今回、発表会で演奏するサンバーストですが、いつまで経っても安定しません。。。
ある時、ふっと気付いたのですが。。。
テーマを繰り返した後の、「let ring」の表記があるブロック。ここは、7Fセーハしながら、2指9F、4指11Fでリズミックに和音を鳴らすところですが(写真)、、、
ここ、どうしても左肘を内側にたたまないと押さえられないのです。ところが、たたもうとすると、腹につかえます。なので、仕方なく、ここに来たら、ネックを前に押し出し、肘を腹の前に逃がす形で、弾いていたのです。
これって、とても不自然。。。
で、ひょっとして、と。クラシック・フォームで弾いてみた訳です。勿論、「慣れ」てないので多少の違和感はあるものの、、、あ~ら、不思議。。。
くだんのブロックの演奏も、左肘が腹につかえることもなく、弾けてしまいます。
う~む、このフォームの左腕の自由度の高さを実感した次第です。
なんとなく、以前から感じてはいたハズなのに、クラシック・フォームを試す気にならなかったのですね。どうも、私はカッコから入るとこがあって、そもそもこの世界に興味を持つキッカケとなったポップス・ロック系のミュージシャンを真似て、このフォームをカッコ良いと思い、逆にクラシックスタイルをカッコ良くない、と思ってたフシがあって。。。
これを機に、サンバーストはクラシック・フォームで練習し、発表会に臨みます。
アコギもクラギもエレキも、ましてジャンルも関係なく、自由に行き来して、いろんなことを吸収したいと思いました。
Toshi