葉山・森戸神社の鳥居
「鐘のひびき」の練習を始めていますが、先日のレッスンで師匠から、ある指摘を
受けました。。。それは、今更ながらの右手の指の使い方だったのですが。。。
クラシックギターを演奏される方から見ると、「そんなことも知らなかったのか~!」
と、お叱りの言葉を頂戴しそうですが、ホントに知らなかったのです。(笑)
さて、師匠の指摘は、、、
①(例えば)4弦と3弦で出す和音を弾く場合、im指で弾く。
②(例えば)メロで同じ弦を2回以上続けて弾弦する場合は、同じ指を使わない。
というものでした。
①のケースで、私は4弦はp(親)指、3弦はi(人差)指で弾いていたのです。3弦と
2弦の和音ならim指です。
②のケースは、例えばi(人差)指と、m(中)指を「交互」に使うというもの。
つまり、各弦を弾く指は固定せず、自由に(曲ごとに運指を考えて)使って良いと
いうこと。。。
私は、フォークソングの伴奏ギターから入ったものですから、アルペジオの指使い~
6~4弦はp指、3弦はi指、2弦m指、1弦a(薬)指と、各弦を担当する指が決まっ
ているものと思っていて、、というか、身体がそう覚えてしまっていたのでした。
ですから、この話には驚きましたが、考えてみれば、至極合理的。
これまで、何気に疑問に感じていたことが、なるほどぉ、と腑に落ちました。
例えば、
・クラシックギタリストの方は、なぜ、指であんな速弾きができるのだろう。。。
→フラットピックのオルタネイトピッキングと同じことを②でやっているのですね。
・押尾コータロー氏が、曲によっては、メロをi指だけで弾いていると聞いて違和感
があった。(例えば、「風の詩」。私はアルペジオの指使いで弾いていた。)
→曲の流れの中で、音の粒が揃うのですね。①も同じ理由。
目からウロコが落ちました。目の前がパァーっと開けたような感じ。
だからって、当然そのように弾ける訳ではありませんから、これまで通り、練習ある
のみ、は変わりません。ただ、練習に対するアプローチや、うまく言えませんが安心
感とでもいいましょうか、これまでとは、全く違うと感じてます。練習が楽しみになり
ました。
しかし、再びギターを持ち始めて、レッスンを受けるようになって1年半。これまで
知らずにやっていたのが不思議です。いや、師匠は言っていたのに私が都合良く
解釈したか、或いは無視していたのかも知れません。(爆)
Toshi