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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

テーマ部の軽快感 ~Moontanへの道~

2016-05-14 22:47:09 | ギターな日々
葉山・荒れる一色海岸(クリックで拡大)

さて、Moontanへの道、前回の「エンディングのラスゲアード」に続き、今回は、この曲の顔、テーマ部分について書いてみようと思います。
では、いつもの通り、改めて「演奏上のポイント」の振り返りです。。。

①全体感~3拍子で進むテーマの軽快感と、全体のテンポ、動と静の表現
静 ~ 幻想的なアルペジオ(曲中、エンディング)
動 ~ ライトハンド奏法
動 ~ 速弾き
静→動、動→静への切り替え、表現
動 ~ エンディングのラスゲアード

で、今回で最後になりますが、今日は①。テーマ部の軽快感ですが、3点あります。

(クリックで拡大)

■1点目は、「ノリ」です。
この曲、出だしから軽快に進むテーマ部がとても印象的。この3拍子&Allegroが醸し出すエキゾチックで空間的な雰囲気が、私は大好きです。

この軽快なノリ、グルーヴ感をソロギターで出していくにはどうすれば・・・
これはやはり、以前、サンバーストへの道でも勉強した、1拍目の意識でしょうね。この辺の記事で書いてます。
1拍目の意識。
タン・タン・タン、タン・タン・タン、タン・タン・タン、、、

最初は、師匠のアドバイス通り、1拍目で意識的に身体を落とし、小節のサイクルを感じていけるよう練習しようと思います。


■2点目は、「スピード」です。
Allegroの指示ですが、木村大氏の演奏は速いですわぁ。。。流石にこのスピードで弾くのは困難でしょう。
もちろん、スピードアップしていく練習はしますが、本番対策としては、特に緊張しいの私は、手が震えたら演奏が破綻してしまうので、やはり、自分が確実に弾けるスピードでいきたいと思います。
これも、サンバーストの時にこの辺で体験しています。


■3点目は、「出だし」です。
実は、緊張しいの私的には、これが一番難しいのではないか、と思っています。
上記2点で書いた「軽快なノリのテーマ」が、出だしから、いきなりスタートする訳です。これは難しい!
出だしの音をどう出せるか、で決まってしまいそうな不安感を感じてしまいます。
多少スローに始まるイントロが欲しい、と正直思うところですが、こればかりは仕方ありません。
ここは何度も練習して、本番では自分が確実に弾けるスピードで演奏するしかありません。


さて、ここま6回に渡って書いてきましたが、どうなることやら「Moontanへの道」。
本当は、こんなもんじゃないですよねぇ。リズム、技術、抑揚・表現、、、ギターは難しい。
でも、楽しいっすよねぇ!木村大氏ばりには弾けないけれども、・・のように弾いてる自分に酔う、みたいな。(爆)
ミーハーな私です。。。

はぁ。。(笑)
Moontanは一日にして成らず。。。だな。

Toshi

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