葉山・真名瀬からの夕景(クリックで拡大)
Cielo Abierto(澄み切った空)という曲があります。
アルゼンチンの音楽家でギタリスト、Quique Sinesi(キケ・シネーシ)の1996年の作品です。
最初にこの曲を知ったのは、私のギターの師匠が、勉強会で模範演奏されたのを聞いたのが切欠でした。
私の第一印象は、「澄み切った空」というよりも、どこか「緊張感のある」空だな、というイメージだったんですよね。その印象は今も変わりませんがね。冒頭の写真のようなイメージ(笑)。。。
加えて、リズミックな曲調と、何より、特殊奏法のクールさにすっかりやられちゃった次第です。例えば、ブリッジミュートに、なんとスラップ!、ボディヒット、タッピングといったエレキやアコギでお馴染みの技を、ナイロン弦で繰り出す訳です。
私は、そもそもアコギ派なのですが、師匠の影響でナイロン弦も弾くようになった経緯があります。ただ、やはり現代曲が好きなので、どうしてもサンバーストやムーンタンのような(力量に合わないクセに)技巧的で見た目にもハデな曲に挑戦したがる癖があるようです。(笑)
ということで、ミーハーな私の面目躍如、再び無謀な挑戦を始めます。この曲を来年の発表会の課題に選ぶことにしました。
では、まず日本のギタリスト、大萩康司氏の演奏を、Youtubeで拾ったので、どうぞ!
如何でしょうか? 私的には、この演奏が最もカッコいいと思います。これは大萩康司氏のCD「シエロ」に聞くことができます。
続いて、シネーシと同じアルゼンチンのギタリスト、Victor Villadangos氏の演奏をどうぞ!
如何でしょうか? こちらは、さすがに地元と言うべきか、ボディヒットが秀逸です。
実は、この曲もTAB譜が無いので、また五線でやるしかありません。師匠から手取り足取り運指を教えて貰わなきゃ。。。(自分でやれよってね、笑)
ところで、現代ギター誌上で、以前「レパートリー充実講座」という連載があったようで、その中に、この「Cielo Abierto(澄み切った空)」があり、当該ページのみをPDFでネット販売していたので、さっそく購入してみたのです。
これ、楽譜ではなくて、演奏上のポイントを解説してるものですが、これが実に参考になります。
これによれば、例えば、この曲の基底には、ウルグアイ文化の歴史の体現、「カンドンベ」という3種の太鼓によるリズム音楽があり、シネーシも「カンドンベ」のパーカッションソロから、この曲の着想を得たのだそうで、曲のあちこちにカンドンベの様々なリズムパターンが現れるようです。
最初にリズミックな曲調と書きましたが、さすが南米の曲、といったところでしょうか。なるほど、Victor Villadangosのボディヒットが素晴らしいのも頷けます。上の演奏動画の冒頭、Cielo Abiertoの副題として(candombe)と表示されてますね!
また、ラルフ・タウナーに影響されたところもあるようで、ますます興味が湧いてきました。この辺り、リズムも含めて、また勉強して記事にしたいと思います。
私としては、この付点8分音符+16分音符+シンコペーションみたいな複雑なリズムは正直苦手です。CDで聞いた通り・・ではなくて、ちゃんと理解して(足で4拍踏みながら)演奏できるようになるまで、相当時間が掛かりそうです。覚悟して望まねば!
とうことで、Cielo Abierto(澄み切った空)への道、始動です。(またかい!?)
Toshi
【Amazonでギターグッズ!】
Cielo Abierto(澄み切った空)という曲があります。
アルゼンチンの音楽家でギタリスト、Quique Sinesi(キケ・シネーシ)の1996年の作品です。
最初にこの曲を知ったのは、私のギターの師匠が、勉強会で模範演奏されたのを聞いたのが切欠でした。
私の第一印象は、「澄み切った空」というよりも、どこか「緊張感のある」空だな、というイメージだったんですよね。その印象は今も変わりませんがね。冒頭の写真のようなイメージ(笑)。。。
加えて、リズミックな曲調と、何より、特殊奏法のクールさにすっかりやられちゃった次第です。例えば、ブリッジミュートに、なんとスラップ!、ボディヒット、タッピングといったエレキやアコギでお馴染みの技を、ナイロン弦で繰り出す訳です。
私は、そもそもアコギ派なのですが、師匠の影響でナイロン弦も弾くようになった経緯があります。ただ、やはり現代曲が好きなので、どうしてもサンバーストやムーンタンのような(力量に合わないクセに)技巧的で見た目にもハデな曲に挑戦したがる癖があるようです。(笑)
ということで、ミーハーな私の面目躍如、再び無謀な挑戦を始めます。この曲を来年の発表会の課題に選ぶことにしました。
では、まず日本のギタリスト、大萩康司氏の演奏を、Youtubeで拾ったので、どうぞ!
如何でしょうか? 私的には、この演奏が最もカッコいいと思います。これは大萩康司氏のCD「シエロ」に聞くことができます。
続いて、シネーシと同じアルゼンチンのギタリスト、Victor Villadangos氏の演奏をどうぞ!
如何でしょうか? こちらは、さすがに地元と言うべきか、ボディヒットが秀逸です。
実は、この曲もTAB譜が無いので、また五線でやるしかありません。師匠から手取り足取り運指を教えて貰わなきゃ。。。(自分でやれよってね、笑)
ところで、現代ギター誌上で、以前「レパートリー充実講座」という連載があったようで、その中に、この「Cielo Abierto(澄み切った空)」があり、当該ページのみをPDFでネット販売していたので、さっそく購入してみたのです。
これ、楽譜ではなくて、演奏上のポイントを解説してるものですが、これが実に参考になります。
これによれば、例えば、この曲の基底には、ウルグアイ文化の歴史の体現、「カンドンベ」という3種の太鼓によるリズム音楽があり、シネーシも「カンドンベ」のパーカッションソロから、この曲の着想を得たのだそうで、曲のあちこちにカンドンベの様々なリズムパターンが現れるようです。
最初にリズミックな曲調と書きましたが、さすが南米の曲、といったところでしょうか。なるほど、Victor Villadangosのボディヒットが素晴らしいのも頷けます。上の演奏動画の冒頭、Cielo Abiertoの副題として(candombe)と表示されてますね!
また、ラルフ・タウナーに影響されたところもあるようで、ますます興味が湧いてきました。この辺り、リズムも含めて、また勉強して記事にしたいと思います。
私としては、この付点8分音符+16分音符+シンコペーションみたいな複雑なリズムは正直苦手です。CDで聞いた通り・・ではなくて、ちゃんと理解して(足で4拍踏みながら)演奏できるようになるまで、相当時間が掛かりそうです。覚悟して望まねば!
とうことで、Cielo Abierto(澄み切った空)への道、始動です。(またかい!?)
Toshi
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