葉山:小磯の鼻からの夕景
今日は、運転免許証の更新手続きに行きました。即日交付ができる会場は、毎度エラく混雑するので、即日交付でない地元警察署での手続きを選択しました。なので、今日は有給休暇です。(笑)
まあ、また一つ歳を取った訳ですが、先日あった息子の成人式などを見ていて、歳を取るのも悪くないなと感じた次第。
ただし、元気で歳を取っていきたいですね。冒頭の写真は、葉山御用邸の背にある小さな岬、「小磯の鼻」です。パワースポットらしいので、よくカミさんと散歩に来ます。ここで陽光を浴びて佇んでいると、永遠にこんな穏やかな日が続いていくことを願わずにはいられません。
◇◇◇
さて、前置きが長くなりましたが、永遠・・・といえば、今日はバーデンパウエルの「O ETERNO」というCDを紹介します。
Amazonの欲しい物リストで、値段の下がるのを待って、ようやく年末にゲットしました。
「永遠」という意味のこのアルバム、2000年7月23日にニューヨークはブルーノートで録音された演奏。
実は、バーデンパウエルが63歳でこの世を去るおよそ2ヶ月前の録音なのです。事実上のラストコンサートであり、遺作となったCDなのです。
01.Vento Vadio (Baden Powell)
02.Na Baixado Sapateiro (Ary Barroso)
03.Manha De Carnaval (Luiz Bonfa)
04.Lagoa Do Abaete (Borival Caymmi)
05.Naquele Tempo (Pixinguinha)
06.Samba Do Aviao (Tom jobim/Vinicius de Moraes)
07.Jesus Alegria Dos Homens (J.S Bach)
08.Marcha Escocesa (Baden Powell)
以前、この記事で紹介したアルバム「BADEN POWELL LIVE AT THE RIO JAZZ CLUB」は、1990年の録音。丁度10年前なので、53歳の頃のパフォーマンスです。このアルバムでの演奏は、もうエネルギーに満ち溢れた、まさに圧巻の演奏です。
これに対して、このラストコンサートでの演奏は、何と言いますか、嚙みしめる様に演奏している、と感じます。もちろん、ライヴですから観客に向かって演奏しているのですが、自分自身のギター半生を振り返るかのように。。。
01.を聴いていると、ブラジリアーナを感じるフレーズがあったり、02.を聴いていると、Das Rosasを感じるフレーズがあります。はたまた、03.を聴いていると、Round About Midnightが聴こえてきたり。。。これまでの長年の演奏がアドリブに滲み出るのでしょうね。(私の個人的感想です。笑)
そして、何と言っても、07.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」は感激しました。自由奔放なアドリブ演奏の対極にありそうなクラシック曲を取り上げることに驚きますが、その解釈による演奏はとても奥深いと感じます。
細かなテクニックなどどうでもよい、どの曲も、歌心に溢れた演奏に感動します。願わくば、この演奏を生で観れたなら、、、
Toshi
【関連記事】
・BADEN POWELL LIVE AT THE RIO JAZZ CLUB
・A Música de Garoto por(ガロートの思い出)
【Amazon】
まあ、また一つ歳を取った訳ですが、先日あった息子の成人式などを見ていて、歳を取るのも悪くないなと感じた次第。
ただし、元気で歳を取っていきたいですね。冒頭の写真は、葉山御用邸の背にある小さな岬、「小磯の鼻」です。パワースポットらしいので、よくカミさんと散歩に来ます。ここで陽光を浴びて佇んでいると、永遠にこんな穏やかな日が続いていくことを願わずにはいられません。
◇◇◇
さて、前置きが長くなりましたが、永遠・・・といえば、今日はバーデンパウエルの「O ETERNO」というCDを紹介します。
Amazonの欲しい物リストで、値段の下がるのを待って、ようやく年末にゲットしました。
「永遠」という意味のこのアルバム、2000年7月23日にニューヨークはブルーノートで録音された演奏。
実は、バーデンパウエルが63歳でこの世を去るおよそ2ヶ月前の録音なのです。事実上のラストコンサートであり、遺作となったCDなのです。
01.Vento Vadio (Baden Powell)
02.Na Baixado Sapateiro (Ary Barroso)
03.Manha De Carnaval (Luiz Bonfa)
04.Lagoa Do Abaete (Borival Caymmi)
05.Naquele Tempo (Pixinguinha)
06.Samba Do Aviao (Tom jobim/Vinicius de Moraes)
07.Jesus Alegria Dos Homens (J.S Bach)
08.Marcha Escocesa (Baden Powell)
以前、この記事で紹介したアルバム「BADEN POWELL LIVE AT THE RIO JAZZ CLUB」は、1990年の録音。丁度10年前なので、53歳の頃のパフォーマンスです。このアルバムでの演奏は、もうエネルギーに満ち溢れた、まさに圧巻の演奏です。
これに対して、このラストコンサートでの演奏は、何と言いますか、嚙みしめる様に演奏している、と感じます。もちろん、ライヴですから観客に向かって演奏しているのですが、自分自身のギター半生を振り返るかのように。。。
01.を聴いていると、ブラジリアーナを感じるフレーズがあったり、02.を聴いていると、Das Rosasを感じるフレーズがあります。はたまた、03.を聴いていると、Round About Midnightが聴こえてきたり。。。これまでの長年の演奏がアドリブに滲み出るのでしょうね。(私の個人的感想です。笑)
そして、何と言っても、07.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」は感激しました。自由奔放なアドリブ演奏の対極にありそうなクラシック曲を取り上げることに驚きますが、その解釈による演奏はとても奥深いと感じます。
細かなテクニックなどどうでもよい、どの曲も、歌心に溢れた演奏に感動します。願わくば、この演奏を生で観れたなら、、、
Toshi
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・BADEN POWELL LIVE AT THE RIO JAZZ CLUB
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