例年この時期には地元笠間で八坂神社祗園祭が開催されている。
この祭りは、約750年前の鎌倉時代建長6年(1254)から領内繁栄のため執行されたのが始まりとされており、特に神社本神輿の渡御は江戸時代の寛永年間(1630年頃)ころから約390年余り続いている歴史のある祭りである。
残念ながら今年は、新型コロナウイルス感染症拡散防止の観点から神事のみ行われ、神社本神輿の渡御は行われない。
現在の本神輿は、昭和33年の笠間市施行同時の時に新調された「京神輿」である。
いつもの年なら神輿担ぎ好きな小生にとっては年に一度の一大行事で、特に祭り二日目はこの本神輿が朝から夜遅くまで市内を練り歩き、小生も当然担いでいた。
気になって今朝のウォーキングでは、いつものコースからちょっと足を伸ばし「八坂神社」に寄ってみた。
参道にはしめ縄飾りはあったものの、境内は誰ひとりいない(朝の7時前だからなあ!)。セミの鳴き声がすごい。
拝殿内も本神輿はなく、神事を執り行うためかガラーンとしていた。
我が地元町内の入口には、例年「八丁注連(はっちょうじめ)」という青竹に注連を付けた飾りを付けるが、ウォーキングの帰りに見てみると総代さん達が立てたのか綺麗に飾ってあった。
また、地元の氏神さまである石井神社にも祇園祭の登り旗が掲揚されていた❗
いつもなら地元町内の子供神輿渡御も行われ、小生も毎年お手伝いをしていたが、こちらも今年は中止とのこと。
子供たちにとっても年に一度の御神輿担ぎができないのは残念だろう。
(地元「石井上区」の子供神輿)
早くコロナ騒動が終息し、来年にはまた八坂神社祗園祭神輿渡御(子供神輿も)が行われますように!!!