NPO集改センターの枝副代表より投稿がありました。
マンション管理士の独り言!
震災と津波で壊滅状態となった福島県女川町が、住民による復興計画第一号を完成させたそうです。他では住民による復興計画は遅々として進まないところが多いと報道されています。
なぜ、女川町が出来たのか?「還暦以上は口出すな!」と、若者中心で復興計画を進めた結果と言われています。
若者が還暦以上を排除したのではありません。還暦以上の方々が、若者に将来をゆだねて、進めたのです。(若者が戻ってこないと町の再興はありえない!)
管理組合の運営で、最近感じることがあります。
今、マンションでは高度成長期に活躍してきた団塊世代以上の高齢者がお元気です。元気のあまり、総会で理事会を批判する、自己主張や持論を声高に発言する。専門委員会に参加して自己主張を押し通す。
若い世代が、このような場面を見て、どう感じるでしょうか。
管理組合の役員にはなりたくない!と考え、“仕事が忙しい”などと理由をつけて、管理組合の活動に係わりたくないとの思いから無関心派を装います。
高齢者の方にお願いしたい!
豊富な人生経験と知識を管理組合活動に役立ててください。
しかし他の意見にも耳を傾け、取り入れる姿勢をお持ちください。
特に、若手の組合員の参加意欲を引き出してください。
マンションの将来の繁栄は、これから長く生活する若手の意見が反映されるべきと考える今日この頃です。