岩崎鼻灯台
二上山系が富山湾に落ちるところが岩崎鼻だが、そういわれてもなかなか何処なのか思い浮かばない。雨晴海岸と言えばすぐに思い浮かぶだろう。JR氷見線と国道415号線が寄り添って走るところだ。
灯台の灯がともされたのはまだ新しく、伏木港がが重要港に指定された、昭和26年に竣工された。現在は、海上保安庁伏木出張所から遠隔操作で稼動している。
その昔は交通の難所だったことだろう。土木技術が発展した現在ならたやすいことだろうが明治45年伏木島尾間が大正元年に氷見まで開通した。当時にすればよくこんなところに鉄道を引いたものだと思われたことだろう。


写真:左、国分浜より岩崎鼻を望む、右、高岡市史より氷見線
現在は、道も整備され景勝地雨晴を眺めながらのドライブも快適となり、国道・氷見線ともこの岩崎鼻をトンネルで抜けているので灯台に気づくことも少ないが、春には、桜が灯台を覆い包む
(以前に一度、桜で紹介)。そして、その先からは富山湾、立山連峰が一望できる。