「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」『暦便欄』 大暑
涼と花を求めて白山へ!
昨年は何度も市ノ瀬、別当出合から甚之助谷、不動滝、万才谷そして、湯の谷側の千仞滝等に足を運んだ。しかし、室堂その先の御前峰、剣ヶ峰等には足を運んだことはなかった。そこで今回は不動滝もさることながら頂上を目指してみることにした。
そのためには不動滝の近くまで行くことは諦め、登山道からのみ見ることにして写真も控えめにすることに。
前日の天気予報では朝から晴れの予報、梅雨はまだ明けてはいないが少々中休み的な感があり青空を期待して出発。
市ノ瀬に着いた頃はまだどんよりした曇り空これからの回復を期待して準備をする。前日も仕事で早朝できるだけ早くにとは考えていたがそれもままならず市ノ瀬に着いた頃には駐車場も満杯状態。
キャンプ場入り口付近に車を止め別当出合行きのバスにと思いきやここも長蛇の列。バスを2、3本見送り7:00発のバスに乗車。7:20頃に別当出合に到着。
07:20 別当出合登山口
1時間41分
09:01 甚之助避難小屋 09:05
1時間08分
10:13 黒ボコ岩 10:19
23分
10:45 白山室堂
中食 31分
白山室堂 11:17
11:48 白山 御前峰 12:03
25分
12:28 白山室堂 12:47
16分
13:03 黒ボコ岩 13:06
35分
13:41 殿ヶ池避難小屋 13:53
2時間5分
15:58 指尾山 16:10
16分
16:26 六万山 16:31
50分
17:24 市ノ瀬バス停 17:24
17:26 市ノ瀬野営場
合計時間 10時間05分
休憩時間 01時間25分
距 離 16.3km
のぼり/くだり 1555/1990
吊り橋を渡り中飯場、不動滝が見えてきた梅雨時期先日来の雨で水量も多い。
此処からは暫らく不動滝を見ながらの登りとなり、立ち止まりながらシャッターを切る、なかなか先に進まない。
そこに来て登山者も多く急な登りには渋滞が起き下山者も増えてくる。甚之助避難小屋では休憩者も多く荷物を下ろすことなく景色を眺め、すぐに先へと進む。
南竜ヶ馬場との分岐点も多くの登山者で賑わう。ここも休憩することなくスルーする。
徐々に花が目につくようになりここでも立ち止まりシャッターを切る、別当谷から吹き上げる風は心地よく水場もありバンダナを濡らし汗を拭く、黒ボコ岩までの急な登りは花畑が続きなかなか先に進まない。そこに持って、すれ違いのため渋滞気味、途中荷物を下ろし、水分補給。
黒ボコ岩までもうすぐ。岩の上に上がり写真を撮る登山者、少々危険かなと思いながら通り過ぎる。
此処を過ぎればもうすぐ室堂。ここから先は積雪期しか来たことがなく建物すべてが雪に覆われていて雪の階段を下って小屋人入ったことしか覚えていない。(遥か昔のこと)
弥陀ヶ原を行く登山者
エコーラインとの分岐点五葉坂を登れば室堂、あと0.4km
弥陀ヶ原、エコーライン方向を見る
五葉坂
登山道の岩のの隙間で咲くイワキキョウ
ビジターセンターを通り抜け白山奥宮祈祷殿・参籠殿前にて中食。
風が冷たく汗をかいているので体を冷やさないように上着を着る。今回は頂上までの予定なので食べ終わり次第出発。
山頂はガスが架かっているが、ガスの切れ間を期待してひたすら登る。本当は荷物を室堂に置いてきて身軽に登る方がよかったのだが
登山道脇にはクルマユリの群生
ハクサンフウロ?、カラマツソウ?
花を見ながら登っていると疲れもまぎれる。時々青空を覗かせる。
なかなかガスが切れてくれない。わずかばかりの眺望をカメラに収め早々に下山。
下山途中に振り返ると青空がもぅすこし待っていればきちんとお願いしなかったせいなのか、
まっすぐ室堂に降りたので一輪のクロユリしか見つけることが出来なかった。
今回は眺望も、クロユリにも縁が無かったようだ。次回の楽しみに・・・。
弥陀ヶ原まで下りて来た時には青空が広がっている。
黒ボコ岩
別山方向を望む。
この後は観光新道を下ることに。
この後は次回に、もうすでに一週間が過ぎてしまった。27日の土曜日には再びクロユリを見に室堂まで上がって来た。周回遅れで登山もブログもなかなか進まない。
クロユリと御前峰 (2024.07.27 13:49撮影)室堂より平瀬道方向に入り展望歩道分岐点手前にて
27日も天候には恵まれなかったがクロユリを見ることが出来たので少しは満足。
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21日の後編
27日のクロユリを見に再び白山に・・。
続く・・・・。