木曽坂・宝円寺裏門坂・みどり坂(金沢市東兼六町17先)
木曽の山中のような幽すいな所なのでこの名がついた。その一部は宝円寺の裏門の坂なので裏門坂ともいわれていた。
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前回の投稿でみどり坂、裏門坂と区別して記載したが、古い地図を見ると木曽坂と書いた道はみどり坂を通り裏門坂を抜けている。みどり坂から先の源太郎川沿いの道は新たにつけられた道のようだ。
昭和初期の地図には記載されていることから大正後期もしくは昭和初期に新設されたものだろう。
みどり坂、裏門坂はもともとは木曽坂だった。つまり「一坂二名」なのかもしれない。