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ロッシ体制の2トップ時はエデル&ガッビアディーニのペアが基本。そして冬のメルカートでマクシ・ロペスとオカカが加入して、1トップ+左右攻撃的、ウィング的なサイドハーフという形に変化。1トップはマクシが華々しいスタートダッシュでレギュラーを獲ったかのように見えたが、結果的にはDERBYの1ゴールだけ。最終的にはオカカがレギュラーとなった。 オカカを支える2列目は、左エデル-中ソリアーノ-右ガッビアディーニが基本。シニサは、右利きの選手を左、左利きの選手を右に置くことにより、カットインしてのシュートや、トップに当ててのワンツーなどを好んだ。その分、サイド攻撃には右デ・シルヴェストリと左レジーニの両サイドバックが積極的に攻撃参加。サイドハーフが中に切れ込んで空いたスペースを上手く使う。 ”未来のイタリア代表のホープ”と言われているマノーロ・ガッビアディーニはユーヴェとの共同保有の形を続行。来シーズンもサンプに残る。しかしマクシは買取オプションを行使せずに退団し、FWの補強は必須。今名前が挙がっているのが ・サマラス(セルティック=ギリシャ代表) ・ベルヘッシオ(カターニャ=アルゼンチン) ・オビンナ(キエーヴォ=元ナイジェリア代表) ・大穴 アレッシャンドレ・パト(元ブラジル代表)など。 カッサーノとクアリアレッラの帰還は、現実的には難しいだろう・・・ あとはこの冬に先行投資してレンタルに出していた、フェダートとベルトラーメが一旦戻ってくる。このままサンプでシーズンを迎えるか、レンタルに出されるか・・・ベルトラーメはGKフィオリッロの保有権の半分を手放してまで獲得した選手なので、活躍してもらわなければ! ---------------------------------------------------------------------- FW 23 エデル 7.5 シーズン通してレギュラーを張ったFW。最初は2トップの一角として。ミハイロビッチに代わってからは左ウィング(左サイドハーフ)が基本となった。しかし緊急時には1トップのセンターフォワードとしても機能。無くてはならない選手だ。抜群のスピードとドリブルでカウンター攻撃の担い手となる。シーズン終盤には、守備をする場面も多々見られ、シニサの期待に応えた。来季は3トップになる事から、今まで以上に攻撃に専念できるはず。ややダイブが多いと、セリエの審判団に思われているのがまずいが・・・さらに得点数は伸ばせるはずだ。(33試合/12ゴール(3PK)/8アシスト) |
FW 11 マノーロ・ガッビアディーニ 8 イカルディに代わる得点源として期待されて入団したガッビア。強烈な左足から数々のチャンスを生み出して、期待通りの働きを見せた。タイプ的にはヘディングも出来るようになったシニョーリのような選手。左足のFKは、ミハイロビッチ監督も「自分のようだ」と高評価。終盤戦はディフェンス面の働きも求められた為にゴール数は伸びなかったが、来季はエデルと同じく、より攻撃に専念できるようになるはず。イタリア代表の未来も背負える選手として、サンプでもさらなる成長を見せて欲しい!いつかユーヴェに帰るのは避けられなさそうだが・・・(34試合/8ゴール/4アシスト) FW 9 ステファノ・オカカ 7.5 冬のメルカートで、ポッツィとの交換トレードで加入。昔の西武の鹿取と巨人の西岡のトレードばりに得したトレードだった。元々ローマで16歳でデビューして、将来を嘱望されていたが伸び悩んでいた。しかしその才能の片鱗をサンプで発揮。カターニャ戦で40mぐらいドリブルでぶち抜いて決めたゴールは、往年のジョージ・ウェアを思い出させるものだった。フルシーズン働く今季が勝負の年となる。大化けするか、このまま大成できずに終わるか。身体能力、ドリブルは目を見張るものが有るので、課題は決定力。ポジショニングと嗅覚と言うFWに必要なセンスの向上が必要だ。彼にモンテッラやインザーギのセンスが加われば、20ゴールは軽くいくと思うのだが・・・(13試合/5ゴール/4アシスト) FW 10 マクシ・ロペス 5.5 昨年のサンプの10番が、冬のメルカートで帰還。いきなり出場したDERBYで、華麗な決勝ゴールを挙げて、一気にティフォージの心をつかむ。しかし結局昨年と同じく尻すぼみに終わってしまう。ゴールもDERBYの1ゴールだけ。イカルディと元妻を巡っての不倫騒動スキャンダルの渦中、インテル戦では熱くなってPKを外してしまう。あそこで彼のシーズンは終わったのだろう。「チャンスしか生み出さないFW」という表現は的を得てるかも。プロヴィンチャのエースは、来季はキエーヴォに活躍の場を求める事になりそうだ。(11試合/1ゴール) FW 12 ジャンルカ・サンソーネ 6.5 強烈な左足を生かし、スーパーサブとして活躍。ただ試合途中に流れを変えるというよりは、誰かが欠場でスタメン出場した時に結果を残した。来季もその役割は変わらないだろう。周りが若すぎるのでベテランっぽく見えてしまうが、彼もまだ27歳。まだ成長する可能性も十分に有る。FKもガッビア、レナンとかぶってしまうが、かなり強烈。現在のサンプは左足のキッカーの宝庫だ。(24試合/3ゴール/1アシスト) FW 9 ニコラ・ポッツィ 5 今年も怪我に泣いたDIN DON。2年前の昇格の立役者も、冬のメルカートで遂にパルマへ完全移籍した。もう彼をサンプで見る事は無いだろう。”In Bocca Al Lupo NICK!"(14試合/2ゴール(1PK)/3アシスト) FW 37 アンドレア・ペターニャ ND 昨弱18歳でミランからレンタルで加入したペターニャ。結局彼は何をしに来たのだろう?まだ彼のレンタル先として、サンプはレベルが高すぎた。しかも冬にあっさりミランに帰還。彼がやった事は、練習中の風景を頻繁にFACEBOOKにアップしただけだった。来季はセリエBあたりにレンタルで出されるのではなかろうか?ただもちろん、将来化ける可能性はある。アントニーニやアバーテも、正に若すぎる時期にサンプにレンタルで来て何もできずに帰還。その数年後にブレイクを果している。ペターニャもそうなる可能性はあると思う。(3試合/0ゴール) 前半のFW陣(2トップ) エデル ガッビアディーニ (ポッツィ) (サンソーネ) ↓↓↓↓↓ ミハイロビッチの4-5-1 オカカ(マクシ・ロペス) エデル(ゾレック) ソリアーノ ガッビアディーニ(サンソーネ) ↓↓↓↓↓↓ 来季は4-3-3(3トップ予定) エデル オカカ ガッビアディーニ(サンソーネ) ・・・なんの面白味もないが補強前の現段階ではこの3トップ。ここからどうなるか!?さぁ次回からはいよいよ移籍情報。今年は例年より、たのしみたのしみ!
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いきなり四半世紀ほどさかのぼりますねぇ。
あの時は鹿取にとってとてもいいトレードだったと記憶しています。
西武が得をしたのはもちろんですが。
当時の西武は投手をとても大事に使うチームだったと思います。
広島で散々だった高橋直樹を再生させた頃からそうでした。
だから巨人時代ほど球威がなかった鹿取があれだけ活躍できたんだと思います。
残念ながら当時の巨人は逆だった。
鹿取を酷使したり、球威が落ちると干したりしました。
監督が長嶋や王だった頃はそれでも意気に感じて頑張っていましたが、藤田元司はいけなかった。
先発完投主義とかいって、せっかく野村と江夏が築き上げたメジャー並みの投手分業システムのトレンドを逆行しました。
って、野球のブログでしたっけここ?
野球でも語れますね~(笑)
僕は実は根っからの西武ファンで、今生でなかなかサッカー(サンプ)観れない分、西武ドームでうっぷんを晴らしています。
野球部だったせいもあり、80年代、90年代の西武はホントに良く見てました。サイドスローの方が自分にしっくりきたので、潮崎・鹿取のフォームを真似てました(ピッチャーでもないのに^_^;)
平尾みたいにサッカー好きな野球選手は嬉しいですね
物心ついた頃から見てますからね。
僕は日本ハムでした。
球団創立時から少年ファイターズクラブで北海道に移るまでです。
なので西武のゲームはけっこう見てます。
もっとも最初は太平洋クラブでした。