吉田麻也のサンプにとって日本人初ゴールで先制!
パルマ 0- 2サンプドリア
得点者:前半25分吉田①、34分ケイタ・バルデ③
↑↑©tuttomercatoweb.comより
この日の勝利の立役者の2人。
先制ゴール&完封の吉田麻也と、ファインセーブ連発&クリーンシートのアウデーロ!
[試合前情報]
サンプはガッビアディーニ、トネッリ、フェラーリが怪我で不在。プレレッチはプリマヴェーラの方で試合に出ていた
さてやっと私の声が届いたか、ラニエリ監督は2トップにしてくれた。しかし、やや驚きのトップ下でラミレスを起用してジャンパオロフォーメーション「4-3-1-2」
DFは右がベレジンスキ。トネッリも不在でセンターは鉄板で吉田麻也とコリー。左はアウジェッロ
MFは怪我明けのエクダルでは無くアドリエン・シルヴァをアンカーに、カンドレーヴァを右、トルスビーが左。そしてトップ下がラミレス
FWはついに実現したケイタとクアリアレッラの2トップ。
元パルマはレジーニとラニエリ監督
SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
ケイタ・バルデ クアリアレッラ(cap)
(58分ダムスガール) (70分トッレグロッサ)
ラミレス(70分ヴェッレ)
トルスビー カンドレーヴァ(82分ヤンクト)
アドリエン・シルヴァ(82分エクダル)
アウジェッロ ベレジンスキ
コリー 吉田
アウデーロ
ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFロシャ、レジーニ
MFアスキルドセン、レリス FWラ・グミーナ
イエロー:ケイタ・バルデ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パルマはダヴェルサ監督の4-3-3。
ブルグマンじゃなくてグラッシだった以外はプレビューの予想が当たった。
DFのイアコポーニとガリオーロが怪我していたが、間に合った。また冬のメルカートでミランから獲得したばかりのコンティがいきなり先発。左は若手のペッツェッラ
MFはブラジル人のエルナニが出場停止から帰ってきて左。スロヴェニアのクルティッチがアンカーで右にグラッシ
FWはデンマーク代表の巨漢FWコーネリウスをセンターに、元祖スピードスターのジェルヴィーニョと💩ぇノア臭がするクツカが両ウィングを固める
元サンプはダヴェルサ監督
Parma(4-3-3) 監督:ロベルト・ダヴェルサ
コーネリウス
ジェルヴィーニョ(cap) クツカ
エルナニ グラッシ(65分ブルグマン)
(46分カラモ)(80分ミハイラ)
クルティッチ
ペッツェッラ(86分リッチ) コンティ
ガリオーロ イアコポーニ
セペ
ベンチ:コロンビ、デジ、ソーム、デイエルクス、ブルネッタ、カマラ、ブージ、スプロカーティ
イエロー:クツカ
*備考:無観客試合;芝状態良好
★日曜20:45キックオフのナイター。ポスティチポ
この試合の両チームのキャプテン、クアリアレッラとジェルヴィーニョは共に背番号27番。27番対決と言えば、昔の西武伊東とヤクルト古田が思い出される…
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
![](https://i.ytimg.com/vi/3df8jPn1JMU/mqdefault.jpg)
Parma 0-2 Sampdoria | Yoshida & Balde on target as Sampdoria see off Parma | Serie A TIM
Maya Yoshida and Keita Balde were on target as Sampdoria saw off Parma...
youtube#video
完勝に見えるが、最初のチャンスはパルマだった。実写版”パイレーツオブカリビアン”のジェルヴィーニョのカットインからの強烈なシュートで目が覚める。
しかし、この日当たっていたアウデーロがかすってポスト
すると、先制点はサンプ
25分、右から”クロス供給マシーン”カンドレーヴァのクロス⇒コーネリアスがブラインドになって自殺アシスト⇒目の前にこぼれてきた球を、吉田麻也が左足ボレーで蹴りこみ先制!!
↑↑©PrimoCanaleより
吉田麻也にとって嬉しいサンプ初ゴールは、サンプにとっても嬉しいアジア人初ゴールとなった。FW柳沢でも成し遂げられなかった記録をDFの吉田麻也が達成!
ジェノヴァ市のクラブに在籍した日本人得点ランキング
1.1得点=吉田麻也(サンプドリア)
1得点=三浦知良(💩ェノア)
3.0得点=柳沢敦(サンプドリア)
さらに攻め立てるサンプは34分、敵のパスをカットしたラミレスがすぐさまショートカウンターからケイタ・バルデにラストパス
”ジェノヴァの稲妻”ケイタ・バルデが絶妙なファーストタッチでDFを振り切ると、左足で角度薄いところからゴール!追加点!!
その後クツカの適当なシュートがバーに当たる場面も有ったが、サンプ2-0で前半終了
前半のポゼッションはサンプ53.1%:パルマ46.9%
アウェイながらボールも支配して、サンプの4-3-1-2は機能していた。またラミレスの先発起用も大当たり!
さすがに若手の台頭や新加入選手のあおりを食ってお尻に火が付いたか、この日はラミレスやケイタもDFもしっかりこなしていた
後半はやや守勢に回るが、それほどペースは変わらず
ケイタを下げてダムスガールを投入して、4-4-1-1にフォーメーションを変更
最終的にフォーメーションはこうなった↓↓
サンプ(後半最終)
トッレグロッサ
ヴェッレ
ヤンクト ダムスガール
エクダル トルスビー
アウジェッロ ベレジンスキ(cap)
コリー 吉田
アウデーロ
CKの崩れからダムスガールの強烈なボレーはGKセペのファインセーブ・・・
逆にジェルヴィーニョの単独突破から左足強烈なシュートはGKアウデーロのスーパーセーブ!
両チーム共にシュートは放つが両GKが頑張ったのも有り
ロスタイム3分
そのまま2-0で終了!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
・最終的なポゼッションはサンプ51%:パルマ49%。最終シュート数はサンプ12本(枠内6):パルマ11本(枠内3)
・今季2度目、アウェイでは20試合ぶりのクリーンシート(無失点試合)で2連勝!!
・前半戦は勝点26の10位で終了。昨季前半戦終了時は勝点19で16位だった
・同盟国のパルマは覇気が無くてやや心配。この監督人事自体がパルマの危機を証明していると思うが・・・まぁそんな心配している場合じゃないか
・良かった選手はいっぱいいるが、アドリエン・シルヴァもマンオブザマッチ級の活躍。エクダルの不在を感じさせず守備でも効いていたし、テクニカルなキープから効果的にボールを散らした。この出来ならラニエリが欲しがった理由もわかる
良い形で前半戦を締めくくれたサンプ。得失点差もついにプラスに転じた。しかし上は結構差がついている。ELを目指すなら6位ナポリ7位ラツィオが勝点34で8点差。当面の目標はここか。目標を高く持たないと、現在の位置は上も下も目指せなくて(下は目指さなくて良いのだが)、残り10試合切ったあたりで何も目標が無くなる可能性が高い
昨季から思っていたが、ラニエリのサッカーは不思議と引き分けが少ない。それ自体は個人的には好きだが。前半戦はインテル、ラツィオ、アタランタには快勝しているが、ベネヴェント、スペッツィア、カリアリ、ボローニャにあっさり負け。やはり上を目指すには取りこぼしを少なくしなくては
次節は逆賊ユーヴェをホームに迎え撃つ
開幕戦の借りを返す時が来た!今はもう9連覇中の無敵の逆賊では無い。
おそるるに足らず!
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:SERIE A 第20節 2021年 1/30(土) 対逆賊ユヴェントス@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)
’20-’21 SERIE A
19試合 8勝2分9敗 勝点26 得点30 失点29 得失点差+1 現在 10位
そうですねー。無理やりでもEL目指さないと、本当に何もモチベーションが無くなってしまいます。コッパ負けてるのが痛いですねー
それにしてもDFの話が全く出ない・・・