カメラを片手に

玄関の色紙「年々歳々・・・」で

今年もあと残り5日、5.2℃と平年よりは暖かで、風も強くなく穏やかな朝、
11時前には10℃を越えましたが、風向が東南東から西風に変わり雲もでて、
これから寒気の南下があるのでしょう。明日は雪交じりの天気、いやだなー。
8時

庭も年末を迎え、掃除をしなければいと思い、出てみると、例年ならとっくに
食べられてしまっている紅・白の南天の実やサンシュユ(山茱萸)の赤い実も、
鳥さんに食べられずに残されております。
地球温暖化のためか、今年は表作(なり年)なのか、山に実が豊富なのでしょう。
 

玄関では「万年青・おもと」が届き、新春の雰囲気になりましたが、色紙はまだ
唐代の詩人、劉希夷(りゅうきいきい・651~680?)の唐詩選『代悲白頭翁』
「白頭を悲しむ翁に代かわりて」と題する詩の第4節から、特に有名な句、
年々歳々 花相似 歳々年々 人不同


「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」
意)毎年毎年、花は変わることなく咲く。
  人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ
充実・茶掛けの禅語辞典、有馬賴底(淡交社)では
 毎年春になると例年どおりに花が咲くが、人は歳ごとに移ろい変わっていくの意
 悠久なる自然の歩みに引き比べ、人の一生の儚さを詠嘆している。

庭を見て、この句の意味をかみしめております。

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