カメラを片手に

ひがし茶屋街と大樋美術館in金沢

小春日和の奈良、お昼過ぎには19℃を越えているもこの天候は明日まで。
月曜日には低気圧からの前線の通過で雨、一気に冬への架け橋を渡るらしい。
     12時20分、18.8℃、50%

今回は金沢・富山の旅の続きで、二日目(11月13日)からです。
ANAホリディイン金沢スカイ13階で目覚めれば夜明け前、雨は降らずで、
金沢の東南方向を見ると、白山北側の笊ケ岳には雪が積もり、右側方向の
白山は雲で見えない。残念!


午前6時45分、金沢市内に陽の光が差し込みました。
医王山方向からの日の出です。


実は7月下旬富山の墓掃除に出かけた折、帰りの8月1日にANAクラウンプラザ
ホテル金沢を予約していたのだが、コロナの第6波で石川にまん延防止等重点措置がこの日から実施されると。
二日前にANAクラウンプラザホテル金沢をキャンセルしていた。
今回も取ろうとしたが満室で諦め、ANAホリディイン金沢にした。
少し古く、バスタブは狭いが部屋は広く、眺望もあり、私としては充分。
朝食は16階で混雑はしておらずゆっくりと頂きました。
薄いですが、海側に朝虹が偶然にも見れました。  👇

 
今日の目的は「大樋美術館」、ひがし茶屋街から兼六園迄歩き、
午後1時半に金沢を出て富山に向かえば間に合うとの予定でした。


10時から歩き出し、ひがし茶屋街へ大通りを一歩入った筋から向かえば、
これが大正解、昔ながらの新町・鏡花通り、
 

金沢市こなまち保存建物「石崎商店」、明治20年頃の屋根上の天窓、明り取り
が何とも言えない風情が・・・
      

「かなざわカタニ」さん、金箔体験ができるとの張り紙にひかれ入るも・・・
予約でいっぱい、お菓子用の金箔を買い求めた。
「久保市乙剣宮」の右横から主計町茶屋街へ降りられたのを後から知った。
      

そして「佃の佃煮」本店前では人が並んでいる。並ばれているのか近所の方
ばかりで、聞けば佃煮おにぎりのセール、でももう完売、
近くの支店はまだ残っているという。まだ逆戻りするも、売り切れ。
こんな住宅地にも金沢上の惣構えの遺構=石組みが残っている
      

佃の佃煮にの前には「泉鏡花記念館」、浪漫と幻想で多くの女性を魅了する「泉鏡花」の生家跡に建つ。連れ合いはあまり好きではないらしく入らず。


坂道を下れば、浅野川大橋は近く、人の流れに合わせれば・・・
この橋の上から下流を眺めれば「主計町茶屋街」が望めます。


手前の観音町から入れば、人・人・人、制限が解除され観光客が戻っている
メインの「ひがし茶屋街」に足を踏み入れれば・・・
格子戸と二階の高い建物が軒を連らね、かつての廓跡です。



余りこういう場所は好きではないので、ぐるっと回るつもりが、
国指定重要文化財「志摩の前で連れ合い停まる。
      

「寒村庵」でお抹茶の案内、こういうところの茶室はと興味津々で
入館料は500円、写真はスマホのみ可能です。
      パンフより

1820年の建物で、一階は低く、資料室から帳場、奥の間に。
      
 
      

その奥に庭が、典型的なお茶屋の庭らしく、春日燈灯、月見燈灯、槍燈灯が
配置よく佇んでいる。
      パンフより

      

二階が客間となり、開放的です。          パンフより


お客さん芸妓さんもどちらも高い教養がないと出入りできませんね。
一階にある茶室「寒村庵へ」、主菓子付きで700円です。
      

庭を眺めながら、主菓子・お抹茶を頂きました。菓子屋「うらた」「村上」
やはりそれぞれに違いがありますね。
ゆっくりと、頂きました。

丁度お昼時、食べ物屋さんはどこもいっぱい。
ぐるっと回って浅茂川へと向かいます。
ベンガラ壁のカフェ「くわじま」
      

旧御徒町へ来ると、武家屋敷を彷彿させる街並みに
      

突然「徳田秋聲記念館」が現れ、もう浅野川
      

川沿いの道、右岸が「秋聲のみち」、左岸は「鏡花のみち」
掛かる橋は「梅の橋」
      

橋の上から上流を眺める


時間が残り1時間半、大慌てで15年ぶりの「大樋美術館」へ、
すっかり変わっています。2014年に隈研吾さんの設計されたギャラリー、
、大樋の茶碗でお抹茶はと聞かれるも
さすがに・・・、胡蝶蘭が所狭しと並べられている。
先月、石川県立美術館で「壺中日月長 大樋陶冶斎のまなざし」展のものか 
355年の歴史を持つ大樋窯の継承者、2011年には文化勲章受賞もされている
「十代大樋長左衛門」、2016年には「長左衛門」の名跡を長男・大樋年雄に
譲り、以後は大樋 陶冶斎と。
      

通路の奥にある大樋美術館、外壁は十代 大樋長左衛門(陶冶斎)作の陶壁。
     

前庭「風庭」は勅使河原宏の設計で、
エントランスから見る庭園です。


エントランスには

展示室は各階ごとに、第一室では初代長左衛門と裏千家四世仙叟宗室の作品、
第二室では大樋焼歴代の作品がずらりと、見ごたえがあります。
第三室では大樋家と関わった文化人など、残した作品や資料が公開されている

一時間ほど連れ合いは必死に見ていたようだ。
向いの「森八」本店へ、又お買い物・・・
      

お昼ご飯を食べている暇はなく、エムザの駐車場へ。
4000円以上の請求が、ホテルの一日券(24時間)で支払いはない。
ホテルの駐車料金は一日券通常500円が21年度末まで無料となっていた。 
                  (次回へ続く)



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