カメラを片手に

松本真理子・マリンバの世界~まだ・まだ・これから~

すっきりしない天候の奈良、徐々に雲を通して陽射しが降り注ぎます。
9時

先日松本真理子さんの「マリンバの世界~まだ・まだ・これから!
と高齢者を対象とした公民館の演奏会に伺うと、会場内には低音用の
マリンバを含め、ピアノとドラムやパーカッションが所狭しと並び、
一方観客席は、高齢者以外に幼児を連れられた若い方々も。
プログラムです。
・道化師のギャロップ   カバレフスキー
・アメリカンパトロール  ミーチャム
・チャルダシュ      モンテェ 松本真理子編曲
・シルクロードのテーマ  喜多郎
・熊蜂          R、コルサコフ
     ~おはなし~
・走れマリンバ      朝吹英一
・クラリネットポルカ   松本真理子編曲
    ~リズム遊びを!~
   ・聖者の行進
   ・スエーデン狂詩曲 
   ・元気オーレ!
・友達はいいもんだ    三木たかし
・心から心へ       劇団四季制作
・情熱大陸        葉加瀬太郎、松本真理子編曲
・剣の舞         ハチャトリアン

バケツ一杯に入った色とりどりのマレット、30本以上で1本8000円以上
だとかで、種類により音質や音色が本当に違うことにびっくり!!!。
そして一番の難敵、じっと聞いていた幼児達も前半の終り頃には、
がさがさし出しと声もだしていたが、後方へ移動。
トークの頃には、元奈良県教育委員長や臨床心理カウンセラー等の
経験を生かされた話に幼児さえ引き込まれ、更に
手足を動かし声をだしてのリズム遊びになると嬉しそうにしていたのが
印象的でさえあった。このような多彩なプログラムの数々で、愉しい
100分間を過ごさせていただきました。

松本真理子さんは今回のように、音楽の枠を超えて、地域での重要かつ
多彩な活動を続けておられるが、御年齢はプロフィールには記載がない。
多分72歳ほど。
ご自身の演奏についてこんな記載があり紹介します。
「ステージでの自分の存在価値を考えていく。マリンバを聴いて元気に
 なったなどコンデション作りも大切、プロの演奏家には中途半端はない。
 マリンバと向き合って50年以上、生涯の相棒がマリンバ。
 腕を使い足を踏み鳴らして声も出していく。表現したい音楽を五体五感で
 届けてマリンバの魅力は体で教えている。」と
HPより

実際の演奏は、マレットを繰り出す速さも体の動きも年齢を感じさせない
パワフルさ、お弟子さんたちの尻を叩くような動き、さらに若々しい声で
唄われており、トークでも高齢者に今後あるべき姿を示しておられました。

まずは挨拶、たった二秒の一言で社会的人間関係が築かれるので気軽にと
そして98歳のお母さんの話で、口も利かなかった期間もあったが、今は
スキンシップでさわりまくっていると笑いながらお話を・・・
最後に人間が生きていく上で大切な「真理子のキーワード~5つのH~」、
「Hand」  技能
「Head」  今するべきことは何か
「Health」 健康
「Harmony」調和…空気を読む
「Heart」 人間が好き

心に刻んで、これからの生活を過ごすことに。

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