カメラを片手に

今日は奈良生まれの俳人の「言水忌」

20.6℃と蒸し暑さが残る奈良の朝、時折ポツリと雨粒が・・・
      6時半

今日は西郷隆盛さんの1877年の忌日『南洲忌』享年49歳ですが・・・
『言水忌』に触れたいと思います。
言水忌とは、奈良生まれの俳人『池西言水』の1722(享保7)年の73歳の忌日
本名は則好。松江重頼の門人で松尾芭蕉とも交流を持ち京都俳壇で活躍。
自撰句集に「初心もと柏」がある。
言水は次のように載せ、世に「木枯の言水」と呼ばれている。
「我木枯のなくは人生のあらまし二つの海のこころも述たり
                        此句を辞世とすべし」
木枯(こがらし)の果(はて)はありけり海の音
この辞世の句は墓碑にも・・・、
まだまだ木枯らしの季節には早く、11月末ですかね。

言水の秋の句を紹介します。
武蔵野や鑓持もどく初尾花

 
百舌鳴て朝露かはく木槿かな


蟷螂のすべりていかるふくべ哉

このカマキリはふくべではなく、秋ナスですが・・・・・

もう少し調べないと。

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