時の日、朝の早い間は陽射しがあったのだが、徐々に雲に覆われてしまい、
深夜からまた雨のようです。
梅雨ですので湿度は高いが、陽射しが少なかったことから18.0℃から午後3時
頃の26.6℃が最高気温となり、それほどの蒸し暑さは感じられない。
10時半、24.0℃、74%
さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ユキノシタ・雪の下」、
ユキノシタ科の多年草で、山の湿地や岩上に自生し、庭にも良く植えられる。
我が小庭でも、5月下旬から下2枚だけ白く大きい五弁花を咲かせてくれた。
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花言葉は「切実な愛情」「博愛」
和名の由来は、語源由来辞典に寄れば下記の5つ考えられると・・・
①雪の下でも葉が枯れずに残っていることから。
②葉の白い斑を雪に見立てた。
③白い花を雪に見立て、下に緑色の葉がちらちら見える形を表現した。
②葉の白い斑を雪に見立てた。
③白い花を雪に見立て、下に緑色の葉がちらちら見える形を表現した。
④本来は「雪の舌」で5弁の花弁、下2枚だけ白くて長く垂れ下がることから、
二枚の舌に見立てた。
⑤中世の装束の襲(かさね)の色目に由来し、表が白色、裏が紅梅に見立てた
⑤中世の装束の襲(かさね)の色目に由来し、表が白色、裏が紅梅に見立てた
紅色の「雪の下」という配色にたとえた。
結論として、「ユキノシタ」の名が記載されたのは1603年の『日葡辞書』で
平安時代の装束の色目に由来する説よりは、二枚の舌に見立てた「雪の舌」
の説が有力と考えられている。
ユキノシタの別名は多々あり、虎耳草、虎の耳、耳垂草、井戸草、いどばす
いとはす、岩蔓、岩蕗、きじん草、きんぎ草などで
面白いことに、俳句の世界では「鴨足草(鴨脚草)」と書いて「ゆきのした」
と詠ませており、花の形がカモの足に似ていることに由来する。
カモといえば今日は「長明忌」、平安末期~鎌倉時代の歌人・随筆家で文芸の
祖ともされる「鴨長明・ちょうめい・ながあきら」の1216年の忌日。
*カモシとは賀茂(加茂・鴨・加毛)を氏の名とする氏族
1155年頃、京都「下鴨神社」の神事を統率する禰宜の鴨長継の次男として生ま
れるが、20歳頃父が亡くなり神職としての出世の道を閉ざされた。
50歳頃、出家し蓮胤(れんいん)と名乗る。
建暦2年(1212年)の代表作『方丈記』、冒頭「行く河の流れは絶えずして」
とはじまり、世の無常と方丈の庵の平安を流麗な和漢混交文で描かれており、
1331年頃の兼好の『徒然草』と並び隠者文学の双璧をなして日本の三大随筆
の一つである。
歌論書の『無名抄』、説話の『発心集』、歌集として『鴨長明集』1181年など
の作品がある。『千載和歌集』1首、以下の勅撰和歌集に25首が入集する。