今朝は布団から出にくいと思えば、今シーズン最低の3.3℃、午前8時頃連れ合
いを車で駅まで送っていけば、車外温度計は5℃、そして登校する小学生の着
込んだ背中は丸くなり、白い息を吐きながら歩いていく。
平年並みの気温らしい・・・
極月に入り、やはり冬がやってきたようで、東の春日奥山は靄っている。
10時
昨日は聖武天皇陵と松永久秀が築城した多聞山城跡との関連を記した。
多聞山城跡に関して、『奈良の甲冑師と刀鍛冶』という講座が開かれた
『若草公民館』に多聞城サロンがあり、一見していただければ・・・。
今回の講座は、平安時代中頃から転害(てがい)門付近の「ならきたまち」には
多くの鍛冶屋があり甲冑師と刀鍛冶の中心地になっており、地名としても
大和五派から鎌倉中期の手掻派(てがいは)刀工・包永(かねなが)、の名を受け
継ぐ東包永町や西包永町が残っている。
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内容としてさわりを90分お話しいただけ、入門編としてよくわかった。
講座終了後、先日行った鶯ノ滝付近が源流となる佐保川を渡ります。
上流域
桜もすっかり葉を落とし、冬の装いですね。
下流域
この道を上がっていけば、若草中学校正門で、多門山城跡の碑があり、
一段高いところに校舎が立つ。まだ授業時間中、入れないので・・・
近くの小さなお稲荷さんの祠と鳥居、そして境内の紅葉が寂しげ
十月桜が咲いている。
多聞山(若草中学校校舎)と禅昌寺山(グランド)との掘切には橋が掛かる。
校庭内に上がれば、はっきりと若草山から東大寺も見えるのだが・・・
低い地点から眺めれば・・・
1月の山焼きも、8月の大文字もきれいに一望できる良い地点ですね。
夕陽を浴び光る若草山
東大寺大仏殿の鴟尾さえも光っている。
大きなナンキンハゼの実を啄む『メジロ』の鳴き声が・・・
あるお庭にひっそりと青紫色の花が・・・
時間がないので早々に鴻ノ池まで戻れば、カルガモが戻ってきていた。
この次は、佐保姫神社やアフロヘアーの五劫思惟阿弥陀仏坐像がおられる
「五劫院」へちゃんと予約を入れて訪れなければなりません。