春日奥山、御蓋山も若草山もシルエット状で、紅葉はどうなんでしょうか。
10時
昨日は22.2℃そして今日は23.9℃まで上がり暑く、10月中旬の気候に。
その暑かった昨日は帯解の里の用事を済ましJRまほろば線「帯解駅」に着いたのが
3時半前、すぐ来た奈良行きに乗るつもりが、ふと反対のホームの立て看板に目が、
「帯解寺、を開催、期間は11/3(土)~11/11(日)」と。
4時までで、ホームから取って返し、駅より北方に150mほどの『帯解寺』に
夕陽に輝く東門から伺いますと
東門の北側、鐘楼も陽を浴びておりました。
東門の右手側に手水がありますが、徳川家4代将軍家綱の御寄進だそうで
本堂脇の寺務所え聞くと、南側の信徒開館でされているとのこと。
十三重の石塔も秋色を帯びて・・・
急がなくては、鉄筋二階建ての立派な会館で、入り口で500円支払うと
説明しましょうかと、丁寧に・・・
一階は、10畳ほどに曽我蕭白、鈴木百年の絵、木白の赤膚焼、赤楽の木兎などや地
蔵菩薩様も・・・少し雑多ですが・・・
さらに徳川家の御祈願文や、天皇様の皇太子の安産岩田帯と御守りを献納された
ところの御礼文が、さらに愛子様、秋篠宮様の三人様も。
文は昔は墨で書かれておりましたが、昭和からはタイプ、ワープロ等で
書かれていたのが以外でした。
さらに金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅も丁寧に説明していただけました。
二階に上がると時間が迫っているので、本堂の御本尊様を拝んでらっしゃいと
ボランティアの方の案内で本堂に。
御坊様からこれまた丁寧に
まずは、左側の長谷寺式の十一面観音立像(江戸時代)、
続いて『地蔵菩薩』(重文)寄木造り、182.6㎝、鎌倉時代
一説には弘法大師一刀三礼の作とも伝えられ、日本最古の求子安産の霊像とも。
円満なお顔で、左手に宝珠、右手に錫杖を執り、左足を踏み下げて岩座上に坐され、
安産祈願の腹帯地蔵と云われる腹前に裳の上端の布や結び紐が表されております。
最後に右側の千手観音菩薩立像 - 江戸時代、
そして二階の秘仏を拝見すると
帯解寺HPより
歴代住職の念持仏でもあった木造不動明王坐像(平安時代)、
出世大黒天とも言われる秘仏木造三面六臂大黒天立像(室町時代)、
秘仏である木造虚空蔵菩薩坐像(鎌倉時代)、
徳川家光公によって寄進された誕生釈迦仏(江戸時代)、
木造文殊菩薩騎乗像(平安時代)、
絵画「春日赤童子画像」は、赤々としずんぐりな体形の「童子」が描かれ、
春日大社が「神仏習合」の歴史の「垂迹美術」の一つですと
某銀行OBのボランティアの方から、一つ一つ丁寧に説明してくださいましたが、
良かったのは曽我蕭白、鈴木百年の襖絵で、やや保存が良くないところもありますが、
印象的で、見応えがありました。
11日までで、500円で楽しめますよ。
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