カメラを片手に

笠山三宝荒神社を

10.3℃まで冷え込み発生した霧に包まれた奈良の朝、日差しで徐々に晴れ渡れ
ば午後二時過ぎには22.8℃迄上がり、陽気に誘われて『地下の正倉院展』が
開催中の「平城京跡資料館」に伺いました。
カメラを片手に持って出たのに、SDカードが抜け落ちたままで・・・残念!
                               16時
昨日の「笠そば」を食した後は小雨降る中、直ぐ傍の日本三大荒神の第一
笠山三宝荒神社』の無料駐車場のある北参道入り口からお参りに。
荒神出自の源とされ、鎮座する鷲峯山は笠の如く峻嶺で、往古より信仰の山
として仰がれており、須佐之男命の神孫で初めて火を起こし物を煮て食べる事
を教えられた火の神つまり竈の神の「奥津彦神・奥津比賣神」と大地の神
「土祖神」を奉斎されている。それは古くは土着の信仰が強いことを表し、
『笠荒神鷲峯山竹林寺來由記』によれば役小角によって笠山に荒神が鄭重に
奉祀されたことが記され、善を助け悪を罰する神で「麁亂神」(そらんしん)
とも呼ばれており、高僧・修験者・陰陽師などの修行の場となる。  
奈良時代には大仏殿建立での啓示をうけた良弁僧正が、荒神のお容を小木の
板に画き笠山に留められた板面荒神、現在は竹林寺に荒神板絵として祀られ、
1月28日4月28日、9月28日の三回の大祭に神前に奉られている。
   【表参道】6分           【北参道】3分
 
急な階段を上る            緩やかな登り
 

平たんな場所で一休憩、ベンチも     緩やかな登り
 

表参道と北参道が合流すれば、山手に急な階段で・・・
      

上れば、右手に手水舎で清める

拝殿からお参りをさせていただきました。本殿は後ろにあり扉は閉じたまま
土日だけ神官さんがお出でになります。


右手に社務所と左手に参篭所がある
 


雨は止みそうで止みません。
万葉集巻三、三七四で「石上乙麻呂」が笠山を詠んでいる
原文「雨零者 将盖跡念有 笠乃山 人尓莫令盖 霑者漬跡裳」 
雨ふらば着むと思える笠の山 人にな着しめ濡れは漬(ひ)ずとも
意味)笠の山は大きな傘のような神聖な山で、雨が降ったら私たち人間が
   びしょ濡れになろうともそのまま聳えている。 

表参道迄下りてきました。
次回は境内の「閼伽井不動尊」、「竹林寺」
そして地元の神社「天満神社」を紹介します。

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