今朝も最低気温は25.5℃、このところの熱帯夜で必需品となったエアコン、
どうも体に合わず寝不足気味なのに、日中も厳しい日差しで、午後1時半過ぎ
に36.1迄上がっており、猛暑日が続く奈良です。
この天気で、気象庁が"近畿地方と中国地方が梅雨明けしたとみられる"と
発表があり、平年より2日遅く、昨年より5日遅れだそうです。
忘れるところ、台風3号が発生し、沖縄の南西諸島へのコースをとっている。
酷暑に台風、夏休みに入り観光の出鼻が挫かれましたね。
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さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はユリ科の「ヤマユリ・山百合」
北陸を除く近畿以北に自生し、ユリ科の中でも最大級の大きさで、甘く濃厚
な芳香を強く放つ。山中に生えることから、ヤマユリと名付けられた。
古くは万葉集にも「さ百合」として12首詠まれるが、多くは関西のササユリ
で、関東での歌がヤマユリとされている。
万葉集 巻18・4369番 大舎人部千文
原『都久波祢乃 佐由流能波奈能 由等許尓母 可奈之家伊母曽 比留毛可奈之祁」
詠)「筑波嶺(つくはね)の さ百合の花の 夜床(ゆとこ)にも
愛(かな)しけ妹(いも)ぞ昼も愛(かな)しけ」
意)筑波山の百合のように、夜も昼もいとおしい妻です
鱗茎は生薬となり、中国薬用名は「金百合・きんひゃくごう」、日本漢名は
「山百合・さんひゃくごう」、食用にもなり「リョウリユリ・料理百合」とも。
地方により「ヨシノユリ・吉野百合、芳野百合」「エイザンユリ・叡山百合」
「ホウライジユリ・蓬莱寺百合、鳳来寺百合」「ハコネユリ」など様々。
花弁は6枚に見えるが、外側の3枚は萼で、内側の3枚が本来の花弁です。
この6枚を併せて花被といい、花被片の内側中心には黄色の太い筋と、紅褐色
の小さな斑点が散らばるのが特徴です。
雄蕊は6本、雌蕊の先端は浅く三つに裂け、花後には楕円形の大きな果実に。
花言葉は「荘厳」
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今日は満月、7月の満月を「バックムーン・Buck Moon 」と呼び、由来は
Buckはオスの意味、特に雄鹿を指し、象徴でもある角が生え替わる時期と
重なることからと。
午後7時17分が満月となる時刻、梅雨明けと重なり、東~南の空に注目すれば
荘厳な天体ショー、願い事は・・・
近くの公園では赤い花が、太陽に負けずに咲いている。
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「モミジアオイ・紅葉葵」、学名Hibiscus coccineusで、アオイ科の宿根草。
北アメリカ原産の湿気を好む草丈の高い多年草、大輪の花を咲かせるハイビス
カスやフヨウの仲間のため、一日でしぼむ一日花です。
日本に渡来したのは江戸時代の終わり、葉が5つ程度に裂けた形がモミジに似
ることで、モミジ葉アオイ、モミジアオイ、モミジアオイと名付けられた。
茎や葉柄はやや赤みを帯び、草丈は1.5m~2m程度に伸びるが、樹木ではなく
宿根草で、葉は秋に色づき、冬には枯れて根のみで越冬する。
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モミジアオイの5枚の紅い花弁は、他のハイビスカス属の花に比べると幅
が細く、重ならないのが特徴です。
長い蕊柱の先近くに雄蕊、先端にあるのが雌蕊で、開花すると、5つに分かれ
た雌蕊の柱頭が、それぞれ雄蕊の方に一日かけて曲がって近づく。
別名は「紅蜀葵・こうしょっき」
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