カメラを片手に

センノウが咲く

気温は未明の24.9℃から上がり始め、ほぼ熱帯夜だった奈良。
湿度が半端ではなく、日本海にある低気圧に向かって南西から湿暖な大気が
押し寄せている。
この辺りでは午前11時半前から叩きつける大雨が10分ほど続き、京都地方に
記録的短時間大雨情報が出された。
夜には小康状態になるようだが、全国で急に警報等が出てもおかしくない。
少しでも土砂災害などの兆候があれば早めの避難を。
      11時、28.7℃、87%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「コバイケイソウ・小梅蕙草
ユリ科の多年草で、太い円錐花序から白い花をたくさんつけ、初夏の山を
彩る花の代表で、白馬岳の西斜面や奈良では明神平が記憶に残ります。
花茎の先端部は両性花、横に伸びる花は雄花です。
花言葉は「遠くから見守っています」
      

この雨の中、小庭で茎の先端に変わった朱色を帯びた赤い花が咲いている。
ナデシコ科センノウ属「センノウ・仙翁」で、室町時代初め迄に中国から渡来
し、名の由来は京都・嵯峨にあった「仙翁寺(せんのうじ)」で栽培されていた
ことにいるとされている。
      

室町時代、七夕のころに贈答品として「センノウ」の切り花を送りあう風習
があり、七夕を仙節(仙翁花の節)とも呼びました。
話はずれますが、東北では8月から夏祭りが催され、月遅れの「仙台七夕」は
8月6日~8月8日と。一度見てみたい祭ですが、COVID-19感染症7波最中では

別名は「センノウゲ、センノウケ、センヌケ、仙翁花、剪秋羅」と。
現在日本で栽培されているのは3倍体で、挿し木や株分けで増やされている。
全体に短い毛が生え、直立する茎には葉が対になってつく。茎は根元より
数本~10数本が立ち上がり、茎の先端にまとまって咲く花は、5弁化で花弁の
先端は細かに切れ込んでいるのが特徴です。
      

なお「センノウ」と花名の一部に花には、センノウ属(Lychnis)、マンテマ属(Silene)、ムギセンノウ属(Agrostemma)がある。 

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