今朝の最低気温1.6℃だと、暖かいとさえ思えるほどに体が慣れてきたよう。
冬陽の光が差し込み、東の春日奥山、風もなく穏やかな日差しとともに、
まるで一足早く春が訪れたかのように霞む。
実はPM2.5がやや多いためだ。
気温は11時前には二桁を越え、最高気温は13℃と予報されている。

この暖かさは今日まで、明日の雨のあと強い寒気が日本列島を覆うようで、
日本海側はまた大雪になり、奈良では寒中に相応しい寒い日が続くらしい。
さて1922年の今日、明治・大正時代の政治家、早稲田大学の創設者で教育者
でもあった『大隈重信』83歳の忌日、没後100年にあたります。
佐賀県庁県民ホールではNHKテレビ「晴天を衝け」で重信が好んだ言い回し
「あるんである」や「あるんであるんである」を好演された「大倉孝二 」や
妻役の「朝倉あき 」の等身大パネル等が3月末まで展示されているそうです。
日本100名城の一つ「佐賀城」近くの「大隈重信記念館」でも大隈重信没後
100年記念特別企画展「大隈重信の円と縁」が開催中です。
第一部 円の誕生、~2022年1月21日(金)
第二部 郷土へ、1月23日(日)~3月21日(月・祝)

「日本100名城」とは2006年に日本城郭協会が定め、昨年末訪れた「松阪城」
も第48番になり、国史跡にも指定されている。
標高38mの独立した丘陵「四五百森よいほのもり」に築かれた平山城で、築城は
1588年、秀吉から南伊勢約12万石を拝領した蒲生氏郷が3年間で完成させた。
丘の最頂部に本丸を築き、渦巻き状に東側にニノ丸、西側にきたい丸、南側に隠居丸を配置し、さらに周囲を三ノ丸とする渦郭式の縄張りになる。

松阪市HPより
表門跡から

遠見櫓跡の高い石垣、強固かつ美しい石垣で、安土城築城に関わった氏郷の
美意識の高さが感じられる。下には 松阪城跡碑がある。

左右に道があるが、右を上れば、歴史民俗資料館(後日記載予定)があり、
野面積みの高石垣と、隅部の算木積が・・・鐘ノ櫓跡の石垣の間を上る。

本丸の広場に到着。

石垣に這う蔦が・・・金ノ櫓跡への石段です。

松阪開府之碑がぽつんと忘れ去られている。

天守跡に立つ

伊勢湾を眺めるが・・・遠く霞んでいますね

観光客も少なく至る所で工事中、
お昼になりお腹が空き、下ることに。
本居宣長旧宅などは素通りしてしまいました。

それにしても素晴らしい石垣ですね。



裏門跡迄下りてきました。

天守閣を再建しようとする動きもあったようですが・・・
このままが良いのかもしれません。