カメラを片手に

キンミズヒキはタデ科ではなくバラ科

今朝の最低気温は17.7℃と10月初旬の気温迄下がった奈良、なんとも爽やかさ
が少なく、秋晴れには程遠くほぼ曇り空のため、12時過ぎの27.6℃が最高に。
      11時、25.6℃、51%

今日は「言水忌」、江戸時代初期~中期の人気俳諧師「池西言水
1722年(享保7年)の忌日、享年73歳で没す。
奈良生まれで16歳で僧となり俳諧に専念し、松尾芭蕉と同時代の俳人で、
『木枯しの言水』と呼ばれるこの句が有名です。
      『凩のはては有りけり海の音』 言水
 今の季節だと
      『ぬき足に虫の音わけてきく野哉 』言水

昨日はまだツクツクボウシの鳴き声が聞こえていましたが、猛暑も一息
やっと、秋の虫の鳴き声が秋の訪れを知らせてくれる季節になりましたね。

      『城跡を泣く人誰そやそばの花』 言水
      2021.10.19桜井・笠にて

ソバの花は今日の誕生日の花で、タデ科の一年草です。
同じタデ科といえば、小庭にも二種咲いています。
紅い「ミズヒキ・水引」と白い「ギンミズヒキ・銀水引

ミズヒキは、雌雄のあり3㎜ほどの花を穂状に咲かせ、雌花には1本の雌蕊、
雄花には5本の雄蕊があるが、花弁はなく、それは萼になる。
雄花にある十字型の「萼片」は上の三つが赤く、下の一つが白いため、
花を上から見れば紅く、下から見れば白く見え鑑別点となるようだ。
      

「ギンミズヒキ・銀水引」は萼片が紅白にならず、花が白く見える個体を指す
       

さてもう一つ、水引の名を付けたものは「キンミズヒキ・金水引」で、
連れ合いが茶花に活けていた。
      

キンミズヒキはタデ科ではなく、バラ科の多年草、道端や山野で見られると。
夏から秋に小さくて黄色い花が総状に集まって咲き、果実にはとげがあり、
動物などにくっついて散布されると。(Wikipediaより)
いわゆる「ひっつき虫」の1つで、これを総称し地方により「ヒッツキグサ」
「ナゴミ」「ナモミ」「ヌストグサ」「ノサバリコ」「キチガイ」などと。
      

和名の由来は、慶弔事の封筒に使う水引、そても金粉をまぶした水引に見立て
キンミズヒキと名付けられた。
別名としてキリンソウ・麒麟草・黄輪草、キンジソウやキジグサとも。

分岐した茎の先端に黄色い五弁花を穂状に咲かせる。
      

参考になりました。

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