カメラを片手に

ネコヤナギ

春日奥山の稜線から陽が昇る頃、放射冷却で0.6℃とやや冷えこむも、輝きを
増しつつある日差しで、最高気温は11.7℃迄上がった奈良です。
天候はゆっくりと下り坂だそうだが明日早朝に太平洋側から山沿いだけの雨
明日は曇り空、でも南からの暖気で日中は14℃ほどと暖かくなり晴れ間も。
                              (11時)

さて今朝5時前、枕元のラジオから流れてきた「NHKラジオ深夜便」
今日の誕生日の花はヤナギ科、低木の『ネコヤナギ
花言葉は「自由、思いのまま」と   
                             
あたたかや皮ぬぎ捨てし猫柳』杉田久女
早春に、「芽りん」と呼ばれる光沢のある厚い皮を脱ぐように、白い絹毛の
密生した花を咲かせ、春の訪れをいち早く知らせてくれますね。 
  *近くの川辺を歩くも、見つからず。以前の写真を
                             2019.3.    
ネコヤナギ・猫柳は水辺で葉よりも先に雌雄のちがう花穂をつける。
雌花は約3cmの花穂で、この成熟した種子は中国では「柳絮(りゅうじょ)」と
いい、白毛があるため春風の中を雪のように舞うが、日本では湿度の関係で
舞うことはない。

 雄花は黄色い花粉の約4cmの長い花穂を咲かせる。
                                   
                              2016.3
この花穂が名の由来で、「ネコヤナギ」は猫のふわふわした尻尾に例えられ
ており、この名が登場するのは江戸時代以降のこと。
さらに子犬のように見えることより、別名の「エノコロヤナギ」や
水辺に生えることから「カワヤナギ」とも。

江戸時代以前は、万葉集にも登場する「川楊、河楊」 で、
4首ほど詠まれるも中国渡来の柳と区別できない。
万葉集巻14・3491、大伴坂上郎女
楊こそ伐れば生えすれ世の人の恋に死なむを如何にせよとそ

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