この寒気による奈良の冷え込みは0.3℃と強くなかったが、9時半頃から雪雲が
通りすぎて雪がちらついた。直後から陽が差し込み始めるも午後2時過ぎの
7.1℃が最高気温だった。明日の「大寒」の朝は冷え込むのでしょうか。
午後1時の春日奥山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5e/f24139aad3346d3d3e27e57e57b4baaf.jpg)
週間予報では、嬉しいことにこの寒さも明日迄で、週末にかけ3月頃の温かな
気候に戻るような予報がでている。
最近のこの寒暖差はジェットコースターのようで体が追いつかない。
全国的なCOVID-19の第三波、二度目となる緊急事態宣言中、海外からの来日
が不可になり、今年二件目の演奏会中止のレターが送られてきた。
演劇・音楽関係者への支援は今回はない。
政府の抜本的な仕組みが必要ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6a/33ff4b42e3b0c01d5dba6f6c18d6c8cf.jpg)
今日の花は『マツ・松』pine 花言葉は「不老長寿」とされ、
正月飾りにも用いられ、我が家には15日の小正月を過ぎても青々と・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6e/5b39186c25f8a5e8d3b3e92451f51517.jpg)
冬でも葉を落とさず青々と茂ることから、人に例えた禅語として
『松樹千年翠』の軸も掛けられていた。
「松樹千年翠 不入時人意」と続きます。
読みは「しょうじゅせんねんみどり ときのひとのこころにはいらず 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1b/252e9fb49e948b02be12cd5a1902c014.jpg)
その松の樹の上で座禅をされるお姿が描かれた『明恵上人樹上座禅像』を
思い出せば、今日1月19日は『明恵忌』です。
鎌倉時代の僧で栂尾高山寺を開山され、華厳宗中興の祖の『明惠上人』
1232(寛喜4)年の忌日で、住房禅堂院で入寂された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/98/896a14df1a630b22cf769aa9af073d39.png)
上人のお言葉『阿留辺畿夜宇和・あるべきようは』を思い出す。
万葉かなで書かれており、漢字には意味はない。
「人は阿留辺畿夜宇和と云う七文字を持つべきなり。
僧は僧のあるべき様、
俗は俗のあるべき様なり。乃至、
帝王は帝王のあるべき様、
臣下は臣下のあるべき様なり。
此のあるべき様を背く故に、 一切悪しきなり。 』と
「人は阿留辺畿夜宇和と云う七文字を持つべきなり。
僧は僧のあるべき様、
俗は俗のあるべき様なり。乃至、
帝王は帝王のあるべき様、
臣下は臣下のあるべき様なり。
此のあるべき様を背く故に、 一切悪しきなり。 』と
この土曜日、この題で市民講座があるのですが・・・
COVID-19、非常事態宣言が出ているおり、中止との連絡はない。