カメラを片手に

「柿のこす枝に夕日の詩仙堂」の句を

今朝は4℃台の最低気温は平年よりも暖かく、明るい日差しで気温も10℃を越え、
過ごしやすい冬晴れ師走の一日、今年も残り少いが今週は温かな日が続くらしく、
そろそろ掃除でも始めますか?。(重い腰をあげなくては・・・)
12時

先日訪れた「詩仙堂」、その続きはお庭、庭園造りの名手でもあった丈山自身の作、
四季折々に楽しむことができ、5月末からの皐月、秋の紅葉は賑わうらしいが、
訪れた12月14日は時雨る夕暮れ時で、訪れる人はぽつりぽつりと、
庭ではイロハモミジの木に登り、庭師が枯葉を落としている最中、
竹で叩き落とす音に混じり、枯れたししおどしの音が時おりやや遠くから響きます。


庭へは、小有洞まで戻り右折して石垣を抜けていくと、廻り込むと石垣の上に詩仙堂が


右側に「残月軒」があります。ここで煎茶をされるのでしょうか?。

襖にススキと月が描かれ、「仁壽」の額と揚がり、床に「麻三斤・まさんきん」と
*麻三斤とは、Weibo辞書では、
 禅語、麻の実三斤ほどの意で、少量の麻の実をいい、中国の洞山禅師良价が、
 「如何なるか是れ仏」と問われた時、「麻三斤」と答えたという話がある。
 心眼を開けばどんなものにでも仏を見ることができるとの意。
  

その一段下の西側には「十方明峰閣(坐禅堂)」もあるのですが・・・
南側を見ますと、イロハモミジの枯葉が・・・その横に大小の歌碑がひっそりと
大きな方は、『さにづらふ 紅葉の雨の 詩仙堂
          鈴鹿野風呂(すずかの風呂)

この季節には遅すぎましたね。

小さい方は、遠くて読めないのですが・・・


柿のこす枝に夕日の詩仙堂
         日下部寿保 
この写真がお似合い?




センリョウやマンリョウの赤い実が夕日に負けないぐらい、印象的な詩仙堂でした。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「神社仏閣」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事