カメラを片手に

ねね様400年遠忌

このところ最低気温が平年並み迄下がり始め、今朝も23.3℃と秋の訪れを感じ
させるも、残暑はまだまだ厳しく12時過ぎには33.2℃迄上がる。
午後から薄雲に覆われているが、この先一週間も気温が35℃前後まで上がり
厳しい残暑が今年も長く続きそうだ。
      11時、30.7℃、62%

一昨日から始まった連れ合いの「しめし灰の仕立て」、本来は盆前なのですが
予定が合わず、盆明けも天候が悪くできずで、9月になってからになった。
午後3時を過ぎれば、陽射しは弱まり乾燥が進まず・・・
今朝から再度広げて程よい湿度のところで、細かい篩をかけて昼過ぎに
一旦は終わったようだ。
漬物樽に二つで来年まで持つ?、
お互い齢を重ねて、真夏の辛い作業は止めて頂きたいもの。
      

さて今日は豊臣秀吉の正室「高臺院(北政所,於禰,禰々) 」寛永元年9月6日、
新暦では1624年10月17日、享年76歳(諸説77、83)で没した日です。

諱(いみな) は一般的には「ねね」、諸説あるようだが・・・
1585年に秀吉が関白に任ぜられたことに伴い従三位に叙せられ、「北政所」の
称号を許される。
1603年に落飾し、朝廷から院号を賜り高台院快陽心尼、のち高台院湖月心尼と
法名は「高台院湖月心公」。
一般的には「高台院・こうだいいん」と呼ばれますね。
そして墓所は京都東山の「高台寺」、遺骨は高台寺霊屋
      2017.5.31

      2017.5.31

高台院木像の下に安置されている。高台寺HPより

この霊屋(おたまや)は、桃山時代の華麗な蒔絵を施した階段や厨子が残り、
これらの蒔絵は「高台寺蒔絵」として世に知られている。
黒漆を背景に、金の平蒔絵に絵梨地、針描、描割(かきわり)、付描(つけがき)
といった技法が組み合わされていると。(HPより)

その高台寺は、1605年に実母と秀吉の冥福を祈るため、家康の後援で建立され
当寺において北政所「ねね様」四百年遠忌事業として「高台寺客殿再建」が
大事業となり、2025年秋に完成予定で、現在も一口3000円で銅板寄進を募ら
れている。
      
高台寺客殿、もとは伏見城の小方丈で、大名などが宴を催された桃山時代の
建物で、秀吉公とねね様も愛されたようで、1605年にねね様の意向で伏見城
より家康公が運ばせた。
しかし1789年に焼失し、二百三十数年ぶりに今回の事業で復元されます。

来年が楽しみになりますね。

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