カメラを片手に

秋の秋篠路で金木犀に

今朝の奈良は12.9℃と平年より低めで秋の空に誘われ、二年ぶりの秋篠の里、
東の春日奥山、若草山の芝が、禁止されている野焼き?の煙で見え隠れ。
元は奈良競馬場跡、1954年廃業後、津風呂ダム水没地の代替え地に。

はざかけ(稲架)された横で、もみ殻の燻炭造りが始まろうとするのかも。
      2018.10.19

田んぼでは「ひこばえ」が、そして「ヨメナ」と「イヌタデ」の競演です。

ノコンギクとヨメナの鑑別は?・・葉に毛がみられないのでヨメナとした。

奈良競輪場付近まで来ると、ようやく若草山の三重の丘が・・・

秋篠川の桜も紅葉が始まったよう。
      

「セイタカアワダチソウ」が川べりで咲いていた。
      

秋篠川をさかのぼれば、東に神功皇后陵と比定される五社神古墳が・・・

北には、田に残されたコンバインと奈良大学付属高校(元は正強学園)の校舎、
二代校長(1946-1952)は日本画家の『不染 鉄』です。
3年前奈良県立美術館没後40年幻の画家「不染鉄」展で鑑賞した。

川沿いを行くと、平城小学校まで歩いてくると、橋のたもとに石碑が
ひっそりと、満開の金木犀の枝をどけると、金木犀の字が現れた。

平城山は金木犀の匂うころ戸毎すがしむわが通う路
                    奈良市長 大川靖則 書
平城村役場跡と、1992.9-2004.9 まで奈良市長だった大川靖則さんの歌です。


中国南部原産(桂花)で、日本には江戸時代に雄株が渡来し、北海道と
沖縄以外の日本中に挿し木で増やされている。 
近現代の和歌・俳句しかないようだ。

金木犀の花の微細な十字架が散りつもるすなはち今朝は雨なり』日置俊次
      

奈良はどこへ行っても、金木犀の香りでつつまれているが、
明日・土曜日は冷たい雨、気温も15℃と冬を思わせる天気になると。

オレンジ色の十字が地面に散り積もり、
なほ匂ひ立つ木犀の雨の花』  山口誓子

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「花日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事