今朝も晴天で、放射冷却が効いたのかシーズン最低の2.4℃まで冷え込み、
春日奥山の稜線に太陽が昇り、近所の屋根も白く覆われ、霜が光る。
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連れ合いを奈良市内まで送れば、街路樹のイチョウや、佐保川沿いの奈良
女子大学構内のイチョウも、葉を落としつつある。
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朝日で東大寺大仏殿の鴟尾が光り、
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背後の若草山のススキも・・・白銀色?
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近所のススキも、白銀色に光っています。
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反対に近くの日陰で、かわいい手毬のような白い花を咲かせるのは
『ヤツデ・八手』です。
『うきうきと咲いて淋しき花八ツ手』 飯田龍太
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ウコギ(五加)科の常緑低木、学名Fatsia(ヤツデ属) japonica (日本)、
Fatsiaは『八』の古い読み(ふぁち、ふぁつ)からと。
和名は掌状に7~9裂する葉を「手」に見立て、多いという意味の八で、
別名は「天狗の羽団扇」とも。
初冬に開花するため、受粉はハエやアブに頼らざる負えず・・・
『花八つ手蜂さむ~と飛べるのみ』 飯田蛇笏