カメラを片手に

道東の旅⑦、知床五湖へ

奈良の今朝は、薄雲が覆うも梅雨なのに湿度がやや低く、
爽やかな北風が・・・過ごしやすい一日に。
11時

爽やかだった道東の旅二日目、良い天気の中のドライブは湖巡りだった。
阿寒湖、オンネトー、摩周湖と屈斜路湖から知床・ウトロまで走り、
遅めの昼食の「うに丼」を堪能し終わったのが午後三時です。
知床遊覧船は4時からのカムイワッカの滝コースなら間に合うけど?
と聞けば、やはり女性達は船は酔うからとかたくなに首を横に。残念!

明日は天候が崩れ始め、明日の予定の「知床五湖」に、これが正解に。


プユニ岬へと登るところから世界自然遺産地域に入ります。そして


知床横断道路と別れる知床自然センター前から半島半ばのルシャまで
の93号線、知床フィールドハウスまでは舗装、カムイワッカの滝から
ルシャへと向かう道は、未舗装路でした。
遠くに羅臼岳1661mから続く知床連山が・・・


午後3時半には駐車場(有料500円)に到着しました。
知床は1964年に知床国立公園、2005年には世界自然遺産に認定され
手近に知床の魅力を味わえる知床八景の一つ『知床五湖』は、知床
連山を背に原生林に囲まれた五つの湖は神様が指をついてできたという
伝説を持つ神秘の水辺ですが、3700万年前の硫黄山噴火に伴う大規模な
山体崩壊により作られた「流れ山地形」という独特の凹凸地形が造られ、
窪地に地下水が溜まった奇跡の水辺で、運が良ければヒグマやエジジカ
に合えるかも。8月まではヒグマ活動期で、ガイドを伴う予約が必要な
有料の地上遊歩道コース(3Km,1.6Km)二つと、無料の高架木道往復40分
1.6Km(バリアフリー)40分がある。
るるぶ情報版

予約なしなので、高架木道の入口へ

連山展望台から南側を見るとササ原で、何か人工的な景色です。
実は大正から昭和にかけて入植された開拓地、気象条件や水利の悪さ、
転石が多く開墾の厳しさに加え、開拓政策の打ち切りや社会情勢の変化も
あり、昭和41年(1966年)に全ての開拓者が知床の地を離れられた。
その後地元斜里町が残された開拓跡地を乱開発から守るために、昭和52年に
「しれとこ100平方メートル運動」を展開し、募った寄付金をもとに開拓跡地
を買い取られ、開拓以前の本来の知床の森を再生すると試み中であった。
斜里岳の右側に尖った山が・・・雄阿寒岳かな?


高架木道は地形に沿って高さ2m以上あり、熊が昇れないような形で、電柵も
設置されていた。


近くの笹原で動くもの、あっエゾジカです。
ゆっくりと離れて行きました。


さらに歩き、真ん中のオコツク展望台をはさみ、知床連山の眺めです。
左からサンルイ岳、三ツ峰そして羅臼岳1661mで、溶岩ドームがちらっ。




さらに行き、海側を望みます。




終点の一湖の湖畔展望台に到着。知床連山が水面に映ります。
階段状の展望台からでもこれが精いっぱい、広角レンズが欲しい。
左側から硫黄山1562m、知円別岳、オッカバケ岳、サンルイ岳、三ツ峰
そして羅臼岳1661mが頂上に雲を抱いています。
目を左側へ移すと遠くに知床岳1254mも見えていました。




水面に睡蓮なのでしょうか

 


ここから二湖への通路があるが、向こうからしか入れないように。
同じ木道を戻ります。歩みは重く、日差し、紫外線が強いですね。
疲れた体を車に押し込むと、午後四時半頃にオロロン岩が・・・
今日の宿泊地ウトロまで戻ってきました。

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