早いもので暦の上では今日は「立秋」なのに・・・
今朝も25.4℃と熱帯夜で、曇り時々晴の天候で午前9時には30度を越えた。
日中には34℃迄上がると予報されているが、気圧の谷と暖湿な大気が南海上
から流入し続けており、近畿地方でも急な雷雨が発生している。
奈良市内も夕方過ぎに雨になりそうだ。
この不安定な天候も明日迄、火曜日以降は高気圧に覆われてより暑い日に。
10時、31.2℃、68%
富山帰省の旅(4泊5日)、8月2日、昨夜の神通川での「北日本新聞納涼花火」
に酔いしれて、白山登山の疲れもありあっという間に一夜が明けた。
僧ヶ岳(1855m)の北稜線から陽が差し込み始め、富山城址公園にも・・・
今日も暑くなりそうな朝になる。
5時20分
朝の散歩にと、山歩き後二日目にして筋肉痛が激しくなった足を引きずり、
富山城址公園へ。
富山城は越中を統一した「佐々成政」、前田家(前田利常次男の利次)以降十三
代に渡り富山藩の居城となる。本丸は明治32年に焼失。
現在の天守は鉄筋コンクリート造りの模擬天守で、1954年に富山産業大博覧会
の記念建築物と3重4階建ての城郭を模し、現在は「富山市郷土博物館」に。
西側から
桝形を見る
南側から
庭もきれいに整備されている。
北側から
公園内に残る石垣や濠から当時の威容を見ることができる。
東側からの写真は8/3
富山城址で、江戸期の建物として唯一残る「千歳御門」1849年建築。
東大の赤門と様式が一緒で、珍しく富山市指定文化財です。
屋根瓦が富山にしては珍しい赤色ですね。 写真は8/3
北側には「松川」が流れており、春の桜で遊覧船での花見で賑わう。
実は神通川の旧河川で、富岩運河を掘削した折の土砂で埋め立てられた。
北側は県庁、警察本部、県民会館、そして市役所が・・・
明治18年の地図
この遊覧船乗り場は右上の「松川茶屋」で販売されている。
なんと「滝廉太郎記念館」が併設されている。
富山で少年時代の二年間過ごされたそうだ。
明治の国産ピアノが置かれていた
この日は朝早く、戸は閉まり、8月3日の10時頃訪れている。
「富山市佐藤記念美術館」もある。
富山の実業家「佐藤助九郎」が収蔵していた美術品で、一階は主に掛軸や屏風
などの美術品、二階は茶室など建物の実物大展示され、カフェも併設され、
周囲の庭園が綺麗で落ち着けるところ、時間がなく、今回はパスに。
その西隣りに「碌々亭」という茶室と増築された「本丸亭」がある。
ひっそりと「茶筅塚」が置かれており、お茶文化が広まっていたのですね。
さてかなりマイナーな観光地ですが・・・
時間に余裕があれば訪れて頂きたいものです。