
明治神宮の北池には、この時期オシドリたちがいる。

色のきれいなオスが目立つが、つがいになっているらしいのもいる。

「そこのオシドリ夫婦さん、こっち見て!」
なんて言われても振り向きはしない。

春一番の吹く中、結婚式の人たちを何組も見た。
参進といって神職が先導して新郎新婦および参列者が奉賽殿へ向かうことから始まる。
晴れがましい気持ちだろう。
仲の良いオシドリ夫婦になってもらいたいものだ。

小鳥を観察しようと御苑にも行ったが、風が強く寒いせいか姿も声も少ない。
シジュウカラやヤマガラを別にすると、
かろうじて会ったのはツグミに近いシロハラぐらいのものだった。、

空には無数のカラスが騒ぎながら飛んでいる。
なんか馬鹿にしているようにも聞こえる。

参宮橋のほうへ出るとポニーの公園があった。
人参をやったり子供が乗ったりして触れ合うことができる。

その隣には馬場もあって乗馬を楽しむ人たちがいた。
都心にこんなところがあるとは知らなかった。